ドイツの有名スーパーが「気候変動代」を導入!各国に波及する予感?

ドイツの有名スーパーが「気候変動代」を導入!各国に波及する予感?

私たちが身近なところで意識改革ができる仕組みを、ドイツの有名スーパーチェーン店Penny(ペニー)が導入しました。気候変動に大きく影響している肉製品や乳製品に対して「気候変動代」を追加するというのです。これからドイツだけでなく、各国に広がっていく可能性が高いといわれている「気候変動代」。詳しくみていきましょう。

ハッピーキヌア編集部
2023年10月02日
ドイツの有名スーパーが「気候変動代」を導入!各国に波及する予感?
世界の気候変動を食い止めるために、ありとあらゆる対策が練られている昨今。

そんな中で私たちが身近なところで意識改革ができる仕組みを、ドイツの有名スーパーチェーン店Penny(ペニー)が導入しました。

気候変動に大きく影響している肉製品や乳製品に対して「気候変動代」を追加するというのです。

この記事では、この「気候変動代」がどのように加算されているのか、またどのような背景で導入されたのかなどをご紹介していきます。

まだ試運転とのことですが、これからドイツだけでなく、各国に広がっていく可能性が高いといわれている「気候変動代」。詳しくみていきましょう。

ドイツのペニー社が導入した「気候変動代」

ドイツのペニー社が導入した「気候変動代」

ドイツで多くの人の食卓に貢献している有名スーパーマーケットであるペニー社が、面白い仕組みに挑戦しました。

気候変動に大きく寄与している肉製品や乳製品に対して「気候変動代」を乗せて発売するというのです。

まだ試運転ということで、8月の数日のみのトライアルでしたが、実際に全2,150店舗にいて9つの商品がトライアル価格に切り替わりました。

ドイツの大学と連携して、選ばれた商品がどのように気候変動に影響しているかを割り出しました。計算には、商品ができるまでに使用される土壌や水、健康への影響などが含まれます。

ドイツと言えばソーセージが有名ですが、食卓の定番のソーセージは3.19ユーロから6.01ユーロ88%も値上げとなりました。

また、朝ごはんの定番のフルーツ入りヨーグルトは1.19ユーロから1.56ユーロへと37%の値上がり。チーズに至っては、94%も上がったそうです。

「気候変動代」をスーパーが乗せる理由とは?

「気候変動代」をスーパーが乗せる理由とは?

そこまで値上げしちゃうと、物が売れなくなってしまって、スーパーが困ってしまうのでは?なんて庶民の私たちは思ってしまいますよね。でも、これにはスーパー側の強い意志が反映されているのです。

ペニー社の最高執行責任者であるStefan Gorges(ステファン・ジョージ)氏は、メディアに対してこのようなコメントを発表しています。

「一つ一つの商品の抱えている環境負荷について、もっと多くの人に知ってもらいたいと思っています。

価格競争や物流の都合によって、見えなくなっている環境負荷代を、はっきりと示すことで、お客様にもその重さを感じ取ってもらいたい。」

 

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従来のスーパー目線では、いくらでも良いから沢山買ってもらうことが利益に繋がったはずです。

でも、そのような大量消費時代は終わりを迎えているということを、まさに消費を生み出しているスーパーが宣言しているのです。

自分たちが売っているものの環境負荷を顧客に伝えることで、顧客により「賢い選択」をしてほしいという意識からの、トライアルでした。

着々と変わってきているドイツのスーパー事情

着々と変わってきているドイツのスーパー事情

肉製品や乳製品の気候変動への影響と聞くと、何かとモノの作り手の方に責任があるように感じます。

もちろんそれは間違いではなく、多くの畜産業が新しい方法へとシフトが迫られているのも事実です。

一方で、プラントベース人口も多く、また気候変動への関心も高いドイツにおいて、このようなスーパーの動きが立ち始めています。

作り手だけの問題にせず、売り手の方も一丸となって気候変動対策へと乗り出しているということです。

2023年年始には、同じく全国に広がっている大手スーパーマーケットのチェーン店であるLidl(リデゥル)社も動きを見せました。

同社の店舗における肉の取扱量を減らすとドラスティックな方法を取りました。

これは会社を上げて肉の消費量を下げたいという取り組みです。それと同時に、お店に並ぶプラントベース商品の数を増やすという対策を取っています。

このような動きをスーパーが見せることで、毎日の買い物に訪れている庶民の意識もやはり変わってきます。

ただ「気候変動にために何かしましょうね」とスローガンを掲げるよりも、より効果的な方法と言えるのではないでしょうか。

他にもドイツのディスカウントスーパーALDIではヴィーガン商品のラインアップが豊富だと、人気に拍車がかかっています。こちらの記事で詳しくご紹介しています。

まとめ:スーパーもサステナブルな地球に向けて戦略を切り替えている!

まとめ:スーパーもサステナブルな地球に向けて戦略を切り替えている!

ドイツの有名チェーン店が「気候変動代」を商品に載せるという珍しい取り組みを実施しました。

8月に行われたトライアルを受け、今まさにデータを分析し、これからの本格導入に向けて準備が進められているところです。

「モノを売る」ことにスーパーが集中すればよかった時代は終わり、「何を買ってもらうか」に売り手側も戦略を切り替えています。

このような動きはドイツだけでなく、ヨーロッパ各地にすぐに広がっていくと予想できます。

一方で、日本でも少しずつプラントベース商品の棚は増えてきましたが、かといって、精肉部門が狭くなったというのは見かけません。まだ少し先のことになるのでしょうか。

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