ヨーロッパにおける大規模なキャンペーン「牛乳以外の選択肢を給食に」

ヨーロッパにおける大規模なキャンペーン「牛乳以外の選択肢を給食に」

子ども世代が参加できる環境問題への意識改革として議論されている牛乳問題。「給食に牛乳以外の選択肢を」という声から注目を集めたヨーロッパでのキャンペーンについてご紹介します。

ハッピーキヌア編集部
2022年07月21日
ヨーロッパにおける大規模なキャンペーン「牛乳以外の選択肢を給食に」
給食というと絶対についてくる牛乳。

「あれを飲み干すのが大変だった…」「どう考えても和食と合わない…」

日本の給食でも賛否両論ある牛乳ですが、ヨーロッパの多くの国においても今まさに議論が行われている真っただ中です。

 

この記事では「給食に牛乳以外の選択肢を増やしてほしい」というヨーロッパで行われているキャンペーンについてご紹介します。

単純に好みや食事に合う合わないではなく、子ども世代が参加できる環境問題への意識改革として議論されている牛乳問題。

 

これから先、日本でも展開される可能性があるのでチェックしておきましょう。

 

ヨーロッパにおいて牛乳以外の選択肢が給食に増えるかも!?

ヨーロッパにおいて牛乳以外の選択肢が給食に増えるかも!?

給食=牛乳という構図は、日本だけではありません。ヨーロッパやアメリカなど多くの国において「子どもの健康のために」という名目で、給食には牛乳がつきものです

そんな牛乳の消費に対して、待ったがかかっています。

 

「2040年までに世界における動物性食材の消費を50%削減する」ことをミッションに掲げる団体であるProVeg International(プロ・ベジ・インターナショナル)が、大きなキャンペーンに乗り出しました。

 

ヨーロッパの幼稚園から中学校において、給食でも植物性ミルクを取り入れてほしいという市民の声を集めるというものです。

 

6月に始まった署名活動はヨーロッパ全土で話題になり、1か月で約50,000件の署名を取り付けたとして話題になっています。

このキャンペーンは7月末まで続くので、どこまでサイン数が増えるのでしょうか。

 

学校給食にプラントベースミルクを加えるメリットとは?

 

今回のキャンペーンにおいて、植物性ミルクの重要性がプロ・ベジ・インターナショナルからしっかりと説明されています。

今まで当たり前のように「給食=牛乳」と考えられていましたが、これから変わっていくかもしれません。

 

理由1:牛乳の製造には二酸化炭素がたくさん排出されるから

理由1:牛乳の製造には二酸化炭素がたくさん排出されるから

植物性ミルクと牛乳の生産における環境負荷を比べたときに、牛乳の方がよっぽど大きな影響を与えています

特に、グリーンハウスガスの排出量と、土地や水の使用に関しては、牛乳は圧倒的に負荷をかけています。

 

<1リットルの牛乳と1リットルの豆乳を作る場合>

 

  • 牛乳は22倍の水が必要
  • 牛乳は約12倍の土地が必要
  • 牛乳は3倍の二酸化炭素排出に繋がっている

 

このように牛乳と植物性ミルクの代表ともいえる豆乳を比較するだけでも、牛乳の生産がどれだけ環境に対して負荷をかけているかが分かります。

参考:Sign the petition for plant-milk inclusion – start a school revolution! – ProVeg International

 

理由2:動物愛護の観点からも選択肢がある方が良いから

理由2:動物愛護の観点からも選択肢がある方が良いから

動物愛護の観点は、もしかすると大人よりも子どもの方がピュアな心の持ち主ということもあり、響きやすいかもしれません。

牛乳の生産にあたり、牛がどのような環境で無理やり乳を搾られているかということを考えたときに、牛乳以外の選択肢があれば、そちらに手が伸びる生徒は多いことでしょう。

 

すでに世界中で、より健康的で、クルエルティフリーな植物性ミルクを選ぶというトレンドは進んでいます。

この波に乗って、学校給食でも選択肢として生徒たちが選べるようにすることは重要な点と言えるでしょう。

 

理由3:健康面を見ても植物性ミルクの方が優位なことも多いから

理由3:健康面を見ても植物性ミルクの方が優位なことも多いから

牛乳をやめて、植物性ミルクに移行するきっかけは、全世界でみても「健康面」の意識の高まりからであることが多いです。

自分の体に何を取り入れるのか、何は避けたいのかを幼いうちからしっかりと考えることが、健康意識に繋がります。

 

というのも、毎日のように給食で牛乳を飲んできたとしても、牛乳をうまく消化できない人は多いものです。

世界的に見て実は68%の人がラクトースを体内で適切に分解できない「乳糖不耐症」であるという数値も出ています。

 

ちなみに、日本人は酪農を始めたのが欧米人よりも遅いという文化的背景もあり、乳製品をあまりとらない食生活をしてきていました。

牛乳を飲んでもうまく消化できず、ガスが発生したり不快感を抱いたりする「乳糖不耐症」の人の割合は高く、3人に2人と言われています。

 

特にアジア系、アフリカ系の人に「乳糖不耐症」の人は多いとされていて、学校給食で植物性ミルクを当たり前のように提供するというのは、ダイバーシティ対策としても効果的です。

 

牛乳などの乳製品を食べるとどうも体調が良くない…という方は、こちらの記事も合わせてご覧ください。その原因や代替品の提案をしています。

 

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