サステナビリティ先進国 北欧でも大人気!セカンドハンドショップとは?
リサイクル・リユース精神の根付いている北欧の国々でよく見かける人気のスポット「セカンドハンドショップ」をみなさんにご紹介させていただきます。
セカンドハンドショップとは、雑貨や洋服、食器類など、さまざまなジャンルの中古・および新古品を販売しているお店のことです。
日本国内で例えるならば、リサイクルショップもしくはチャリティーショップといった位置づけになります。
海外には、数多くのセカンドハンドショップがあります。
なかでも「シンプルライフ」が根付いている北欧の国々では、必要な物がある時には、まずセカンドショップで探して買うことが主流になっています。
今回は、お洒落な北欧雑貨や食器、洋服などを格安で購入することができるセカンドハンドショップを、みなさんにご紹介させていただきます。
セカンドハンドショップとは
「サステナブルな暮らし」が基本となっている北欧の国々では、セカンドハンドショップは、とても身近な存在です。
セカンドハンドショップには、いくつかの運営形態がありますが、北欧の国々の場合、基本的には「不要になったものを寄付してもらい、その収益を社会福祉活動や慈善事業などに寄付する。」というスタイルが主流になっています。
商品を寄付する側は、社会貢献ができますし、購入する側にとっては、格安で必要なものを手に入れることができるというセカンドハンドショップのシステムは、双方にとってメリットがあります。
また、今の自分にとっては不要なものでも、ほかの誰かにとっては必要なものかもしれません。
セカンドハンドショップを利用することにより「物を捨てずに次の人へ受けついで行く」という、サステナブルなライフスタイルを実践することができます。
アンティークショップとの違い
北欧の街中では、セカンドハンドショップのほか、アンティークショップも見うけられますが、両者には一体どのような違いがあるのでしょうか。
まず、セカンドハンドショップで売られている商品は、比較的年数の経っていない中古品、もしくは新古品であることがほとんどです。
対して、一般的にアンティークとは、製造後100年を経過したものに対してつかう言葉ですので、100年以上前の骨董品や美術品などを取り扱っているのが、アンティークショップとなります。
街中にこのようなショップが多いのは、物を大切に受け継いでいくという、エシカルな精神が根付いている北欧ならではの文化ともいえるでしょう。