スターバックスもプラントベースミルクの変更を無償化に!イギリスから

スターバックスもプラントベースミルクの変更を無償化に!イギリスから

スターバックス発祥のアメリカそして日本よりも先に、ヴィーガン大国イギリスのスターバックスがついに植物性ミルクに変更の際にかかるカスタマイズ料金を廃止にすることを決定しました。今回の決定に至った背景を紹介します。

ハッピーキヌア編集部
2022年02月04日
スターバックスもプラントベースミルクの変更を無償化に!イギリスから

日本での植物性ミルクの認知

農林水産省のデータによれば、日本では牛乳、乳製品の消費量はピーク時ほど多くはないものの、2014年からまた増えています。

酪農大国北海道では、まだ酪農家を目指す人たちのために研修を行ったり、サポートをしたりしているのも現状。先の#ミルクに感謝運動を考えると納得のいくデータだと思います。

 

酪農ジャーナルによると、農林水産分野で発生する温室効果ガス排出量は、国内で排出される温室効果ガス全体の4%です。数字4%は低い数字なため、日本では酪農が環境に与える影響についてあまり認知がないのかもしれません。

しかし日本ではアーモンドミルクの売り上げが一年で30%以上増加しています。これは地球環境への配慮というよりは、乳糖不耐症や健康志向からの観点から需要が高まってきているようです。

 

反対に米国では、酪農家が生乳の売上減少に伴い、植物性ミルク事業に転向している酪農家が増えています。

 

2016年にはニューヨーク市で90年以上続いていた最後の酪農メーカーElmhurst(エルムハースト)が植物性ミルクメーカーに転向。今ではオーツミルクやアーモンドミルクのみならず、くるみ、カシューナッツなどのミルクも製造しており、大成功を収めています。

 

スタバ、エコフレンドリーなお店へ

昨年12月に日本初の環境配慮型店舗、Greener Stores(グリーナーストア)、を皇居外苑にオープンした日本のスタバ。

この日本初のスタバは世界自然保護基金(WWF)と共に策定したサステナブル国際認証を得、従来の店舗に比べ、CO2排出量約30%、水の使用量約20%の削減を実現しました。

 

CO2排出量と水の使用量だけではなく、クリーンエネルギーの使用や廃棄物削減などの取り組みも試みています。

 

今現在スタバ直営店は、全世界で16,000店舗以上あります。

北米ではすでに2,300店舗がグリーナーストアとなりました。2025年までに、全世界のスタバ直営店10,000店舗を、環境に優しいサスティナブルなお店にすることが、スタバが目標としている環境対策に対しての取り組みです。

 

まとめ

今年に入り米国に本店を置く大手コーヒーメーカースターバックスが、英国で植物性ミルクの変更料金を廃止すると発表。

日本では植物性ミルクは、まだまだ欧米に比べると需要量は少なく、また手軽に購入する環境ではありません。ですが日本でも植物性ミルクの人気は高まってきているのは事実です。

 

英国のスタバで初めて植物性ミルクの変更料金を廃止、他の国々のスタバはどう受け止めるのでしょうか。

 

今回の英国スターバックスによる発表は、現時点では英国にのみ適用されます。米国のスターバックスは引き続き追加料金約70セント、日本では追加料金約60円が必要です。

 

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