サステナブルファイナンスとは?ESG投資やSDGsとの関連も解説

サステナブルファイナンスとは?ESG投資やSDGsとの関連も解説

「サステナブルファイナンス」という言葉が今、注目されています。サステナブルファイナンスの具体例についてや現状、SDGsとの関連性について解説していきます。

ハッピーキヌア編集部
2021年10月06日
サステナブルファイナンスとは?ESG投資やSDGsとの関連も解説
SDGs(持続可能な開発目標)の広がりとともに、「サステナブル」という言葉もよく聞かれるようになりました。

サステナブルはもともと、sustainableという英単語からきていて、「持続可能な」という意味を表します。

 

実は今、「サステナブルファイナンス」という言葉が注目されています。

そこで今回は、サステナブルファイナンスの具体例や現状と、SDGsとの関連性について解説していきます。

 

サステナブルファイナンスとは?

サステナブルファイナンスとは、持続可能な未来のための金融です。

具体的にはサステナブル投資、サステナブル債権、サステナブル融資で成り立っているとされています。

 

なお、ここでは便宜上、投資・債権・融資を以下のように定義します。

  • 投資:企業の株式を購入、または売却すること
  • 債権:社債・公債を発行、または購入すること
  • 融資:資金を貸し出す、または回収すること

これらの金融活動と「サステナブル」がどうかかわるのか、具体例を交えて詳しくみていきましょう。

 

ESG投資|サステナブル投資

サステナブル投資の代表例として、ESG投資と呼ばれる投資手法が挙げられます。

ESGとは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(ガバナンス)の頭文字を取ったもので、ESG投資はこの3要素を重視して投資することを表します。

 

ESG投資は年々広がりを見せており、ESG投資を受けるために企業側も積極的にESGに取り組むようになってきています。

ESG投資について詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてください。

今話題のESG投資とは?SDGsとの関わり、メリット、ESG経営を行う企業も含めて徹底解説

 

グリーンボンド|サステナブル債権

サステナブル債権の代表例は、グリーンボンドです。

グリーンボンドとは、地球温暖化対策など環境問題への取り組みに必要な資金を調達するために発行される債券のことです。

たとえば東京都では、「東京グリーンボンド」という債権を機関投資家、個人投資家それぞれに向けて発表しています。

 

東京グリーンボンドで集められた資金は、道路照明のLED化や公園の整備に使用され、環境問題解決に役立つので、投資家から人気を集めています。

引用元:東京グリーンボンド | IRライブラリー | 都債IR情報 | 東京都財務局

 

サステナビリティ・リンク・ローン|サステナブル融資

サステナブル融資の代表例は、サステナビリティ・リンク・ローンです。

サステナビリティ・リンク・ローンとは、サステナブルな取り組みに関する目標を設定し、その達成状況に応じて金利を変動させるなどの工夫をした融資のことです。

サステナブルな活動の達成状況を企業と金融機関の間で共有することになるため、企業がサステナブルな活動をする動機付けになると考えられています。

 

たとえば日本政策投資銀行では、三菱ケミカルホールディングスに対し、サステナビリティ・リンク・ローンを実施しています。

これによって三菱ケミカルホールディングスは、「炭素循環」事業領域で、①バイオプラスチック、②ケミカル・マテリアルリサイクル、③CO2回収・利活用をすることを条件に、融資を受けています。

引用元:(株)三菱ケミカルホールディングスに対し、DBJ-対話型サステナビリティ・リンク・ローンの実施 | 取組事例 | 日本政策投資銀行(DBJ)

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