【東南アジア】タイのヴィーガン事情を徹底解説!オムニミートなどの製造が盛ん

【東南アジア】タイのヴィーガン事情を徹底解説!オムニミートなどの製造が盛ん

国民の9割以上が仏教徒といわれているタイ王国では、近年、若者を中心にヴィーガン文化が浸透しつつあります。タイのリアルなヴィーガン事情を、みなさんにご紹介させていただきます。

ハッピーキヌア編集部
2022年06月08日
【東南アジア】タイのヴィーガン事情を徹底解説!オムニミートなどの製造が盛ん
東南アジアの中央に位置する「タイ王国」は、国民のほとんどが仏教徒という背景もあり、ベジタリアンやヴィーガンなどの菜食主義の方たちが数多く存在する国のひとつです。

首都バンコクや、北部の都市チェンマイでは、ヴィーガン料理を提供するハイレベルなレストランが年々増え続けており、近年、タイにもヴィーガン文化が定着しつつあります。

 

今回は、ほほえみの国、タイのリアルなヴィーガン事情について、みなさんに徹底的に解説させていただきます。

 

タイ仏教と不殺生戒の教え

タイでは、国民の9割以上が仏教徒といわれており、信仰も厚く、男性は一生のうちに一度は出家して修行を積みます。

また、女性は出家をしない代わりに、僧侶を敬い、日常的に寺院への寄付をすることで徳を積むという風習があります。

 

上座部仏教の戒律で、殺生は最大の罪といわれています。

「不殺生戒」といって、仏教の出家者には、人間はもとより、他の生き物の命を奪う行為が禁じられています。

 

そのため、タイの出家者には、不殺生戒の教えを守り、動物由来の食品を摂取しない、完全菜食主義のヴィーガン食生活を送る方たちも多いのです。

 

仏教の、不殺生戒という教えが、タイにおける菜食主義、いわゆるヴィーガン文化の発展に大きな影響を与えているといえるでしょう。

 

タイの都市ごとのヴィーガン事情

タイ料理といえば、パクチーやカレーなど、スパイスの効いた辛い料理と、ココナッツなどの甘いデザートというイメージをお持ちの方も、多いのではないでしょうか。

 

タイの食文化は、北部や東北部、中部や南部など、地方ごとに異なります。

なかでも北部料理は「自然の恩恵に感謝し、旬の食材をいただく」ことをモットーにしているため、ヴィーガンレストランが多く存在します。

 

また、外食文化が根付いている首都バンコクの街中には、たくさんの屋台がたちならび、ヴィーガンやベジタリアンの方たち向けの料理も豊富にそろっています。

タイの都市ごとに特色のある、ヴィーガン・ベジタリアン事情について、これからみなさんにご紹介させていただきます。

 

【チェンマイ】ヴィーガンフレンドリーな街

タイ北部に位置する都市、チェンマイは、ヨガやヒーリングの聖地としても、よく知られています。

健康やスピリチュアルへの関心の高い人たちが集うチェンマイの街中には、ヴィーガンやベジタリアンの方たち向けのレストランや、カフェがあります。

 

チェンマイのヴィーガンレストランで提供されている料理は、モダンな創作料理が多いのが特徴で、美味しく、フォトジェニックなヴィーガン料理を目当てに、世界中から人々がやってきます。

ちなみに、チェンマイで人気の「アムリタガーデン」は、日本人のヨガ講師makikoさんがオーナーをつとめるレストランです。

 

【プーケット】ベジタリアンフェスティバル

プーケットで毎年、旧暦の9月1日から開催される「ベジタリアン・フェスティバル」は、神様に祈りを捧げ、悪事をお祓いする儀式で、主に華僑の方たちが中心になって開催されています。

 

フェスティバル期間中の9日間は、タイ国内の多くの人々がアルコールを避け、さらに身を清めるため、様々な儀式が執り行われます。

 

さらに、フェスティバル期間中は菜食中心の食生活を送る人たちも多く、街中のヴィーガン・ベジタリアンレストランや、屋台がたくさんの人々でにぎわいます。

 

【バンコク】ヴィーガン文化が定着しつつある首都

人口1600万人を超えるタイの首都「バンコク」では、近年、ヴィーガン人口が増加しています。

 

バンコク市街には、ベジタリアンの専門店やヴィーガンフレンドリーの店も多くあり、中華街の屋台にも、ヴィーガン文化が浸透しつつあります。

豆腐を使った「ガパオライス」や、焼きビーフン「パッタイ」、プラントベースミートを使った「カレー」のほか、ココナッツ入りの甘いデザートなど、ヴィーガンメニューも豊富です。

 

ヴィーガンの食生活を送ることで、健康増進やダイエット効果なども期待されるため、バンコク都市部の若者を中心に、ヴィーガンの食生活を送る人たちが増えているのではないでしょうか。

 

100%植物性の代替肉、オムニミートとは

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オムニミートは、100%植物性の原材料でつくられた、代替肉です。

 

タイは、プラントベースミートで名の知れた(株)グリーンマンデーの展開する「オムニミート」の製造国でもあります。

オムニミートの原材料となるのは、主にエンドウ豆や大豆ですが、そこに椎茸のタンパク質などを加えることによって、食感や味などをリアルな豚挽肉に近づけています。

 

香港発祥のオムニミートですが、製造拠点は、タイにあります。

動物や環境にやさしいプラントベースの代替肉、オムニミートを食べることで、環境への負担が削減でき、持続可能な未来への貢献ができるのです。

 

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まとめ

タイ王国では、国民のほとんどが仏教を厚く信仰しており、殺生を禁じる不殺生戒の教えから、ヴィーガンの食生活を送る方たちが、数多くいます。

 

首都バンコクや、ヨガの聖地といわれるチェンマイ、ベジタリアンフェスティバルの開催されるプーケットなど、タイには世界的に有名なヴィーガンレストランがたくさんあります。

さらに、植物性代替肉大手、オムニミートの製造地でもあるタイのヴィーガン文化は、若者を中心に、これからさらに発展していくことでしょう。

 

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