イギリス王室チャールズ3世、動物愛護の観点から王宮でのフォアグラの提供を禁止

イギリス王室チャールズ3世、動物愛護の観点から王宮でのフォアグラの提供を禁止

世界的に批判の声が上がっているフォアグラについて、イギリス王室の対応や他国の状況をご紹介します。ヴィーガン企業の開発した植物性フォアグラにも注目です!

ハッピーキヌア編集部
2022年12月09日
イギリス王室チャールズ3世、動物愛護の観点から王宮でのフォアグラの提供を禁止

ヴィーガンフォアグラメーカーが国王に手紙


世界の流れを受け、ガチョウやアヒルなどの鳥類を犠牲にせずにフォアグラをつくる、ヴィーガンフォアグラの開発も進められています。

 

カリフォルニアに本部を置くザ・ベター・ミート・カンパニー(The Better Meat Co.)は、菌類の根と発酵の技術からリザマイコプロテインという植物性のたんぱく質を製造しています。

そしてこれを加工し、牛肉や魚、カニ、そしてフォアグラなどの代替食品を提供。食感や栄養価が本物に近いだけでなく、他の植物性のたんぱく質を製造するよりも少ない水や土地で済むサステナブルな生産を行っています。

 

同社の共同経営者であるシャピロ氏は、チャールズ国王が王宮でのフォアグラを禁止したことを受け、バッキンガム宮殿に感謝を伝える手紙を送りました。

 

「この人道的な宣言は大きな先例となり、同じような取り組みが促されることは間違いないでしょう」「フォアグラを生産するために強制的に餌を与えることは、多くの国や私の出身地であるカリフォルニア州では違法です。

それでも、フォアグラと同じようにおいしい代替フォアグラを楽しめるのは、ザ・ベター・ミート・カンパニーが発酵技術を開発したことにあります」

 

シャピロ氏は、動物を犠牲にすることなくフォアグラを楽しむ方法として、同社の植物由来のヴィーガンフォアグラを推奨しています。

この手紙により、チャールズ国王が王室の邸宅において、同社の製品を採用してくれることを期待しているとのことです。

 

イギリス王宮のフォアグラ提供禁止が、世界の動きを加速させるか

イギリスでは、フォアグラの生産を禁じていますが、販売や輸入は認められています。

このような状況で、チャールズ国王が動物愛護の観点から、王宮でのフォアグラ禁止を表明したことは、国内だけでなく、国外にも少なからず影響を与えるものとみられます。

 

世界的にフォアグラ禁止の流れのある中、今後、フォアグラはどうなっていくのでしょうか。

ザ・ベター・ミート・カンパニーの製造するような代替フォアグラや、動物福祉の在り方にも注目しながら、世界への広がりを見守っていきましょう。

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