日本でもますますと注目を浴びている環境問題、
様々な所で海洋プラスチックや温暖化について耳にすることが増えてきました。
サステナビリティとは、日本語で ”持続可能”と訳され、
社会・環境・経済の観点から、社会を持続可能にしていくと言う意味を持っています。
著者はアメリカ西海岸在住ということで、
今回は、アメリカにフォーカスして、アメリカでのサステナビリティについて実体験を元にお伝えしたいと思います。
マイボトル
最初のサスティナビリティinアメリカはマイボトル。
ご存知の方も多いと思いますが、アメリカではマイボトルを持ち歩くのが主流です。
大学生も、社会人もみんなそれぞれのお気に入りのマイボトルを持って、プラスチックボトルの購入をできる限り少なくしています。
また、飛行場や、学校など建物の中にはウォーターファウンテン(水飲み場)があらゆるところに設置されているので、お水がなくなれば、すぐに補充することができます。
マイボトルに関してのこれらの記事からぜひお気に入りのマイボトルを見つけてみてください。
ヴィーガンは持ち歩きたい!ペットボトルの代替におすすめなマイボトル7選
リサイクル
続いて紹介するのはリサイクリング。
アメリカのLAでは、なんとゴミのリサイクル率が76%以上と言う優れた調査結果が発表されています。
比べて日本の東京でのリサイクル率は19%と低く、OECD加盟国35ヵ国のうち下から5番目に位置する値となっています。
リサイクル率の高いLAには写真のようなゴミ箱が道路に置いてあり、道路でゴミが出た時も簡単にリサイクリングができるような仕組みが作られています。
出典:City of Los Angeles: 「Recycling」, 国立環境研究所: 「知ってほしい、リサイクルとごみのこと」
お持ち帰り用ボックス
続いてのサステイナビリティinアメリカは持ち帰り用のボックス。
ご存じの通り、アメリカの料理はビッグサイズです。
アメリカ人でも食べきれないサイズでのお料理も提供されており、食品ロスを無くすために、レストランではボックスを無料で頼むことができます。
食べきれなかった分はそのボックスに入れて持ち帰ると、食品ロスも防げ、お腹も満たせ、一石二鳥です。
ゴミ削減のために、マイボックスを持っていくのもお勧めです。
ヴィーガンメニュー
4つめに紹介するのは、アメリカにはビーガン料理が多いことです。
さまざまな人種や宗教を信じる人がアメリカに多く住んでいることから、ほとんどのお店で、動物性の食材を使わずに、植物由来のお料理を選ぶことができます。
動物性のお料理を少しづつ減らすことは、家畜の飼育量が減り、飼育時に放出される二酸化炭素を減らすことにつながります。
これらの家畜の環境への影響の観点から、自らのフットプリントを減らすこととなり、サステイナビリティに結びつきます。
こちらの畜産業と地球温暖化についての記事もご参照ください。
ヴィーガンと環境問題|畜産業が地球温暖化に与える影響はどれくらい?
スクーター
5つ目のサスティナビリティinアメリカは電動スクーター。
これはLAに行った時に気づいたのですが、街の至る所に電動スクーターがあり、アプリをダウンロードすると誰でも使えて、好きな所で乗り降りができます。
アメリカは広く移動するのにウーバー(Uber)は欠かせない手段の一つだと思いますが、スクーターだと、車の二酸化炭素排出を防げて、かつ街の風景の変化なども楽しむことができます。
実際に私がLAで使った、おすすめのスクーターアプリはライム(Lime)です。
ライムは、スクーターシェア率ナンバーワンを誇るスクーターアプリで、最初のロック解除代1ドル以降は、1分15セントで使えるレンタルスクーターとなっています。
ライム(Lime)の公式サイトはこちらから。
ファーマーズマーケット
こちらもLAでの経験ですが、土日になるとファーマーズマーケットが開催されます。
マーケットでは新鮮なお野菜や果物を使ったジュースや、オーガニック食品、ハンドメイドのお洋服などが売られています。
新鮮なだけでなく、ファーマーズマーケットなので地産地消となり、サステナブルな街づくりとなっています。
デイライトセイビングタイム(Daylight Saving Time)
最後に紹介するのは、デイライトセイビングタイムです。
デイライトセイビングタイムの期間はサマータイムと呼ばれます。
日本にはこの制度はないので、あまりこの言葉に馴染みがない方も多いと思いますが、世界の多くの国では、日照時間が長くなる時期になると時計の針を1時間先に進めると言う時間制度があります。
目的としては、サマータイムの間は太陽が沈むのが1時間遅くなるので、太陽が出ている時間を有効活用することによって電気やエネルギーの消費を抑えよう!と言う理由で行われています。
毎年サマータイムになると混乱する人も多いようですが、国単位で行うことによって、無駄な消費が抑えられるのはとってもいいことですね。
まとめ
今回は、アメリカ在住著者の目線から見た7つのアメリカでのサステイナビリティをご紹介しました。
アメリカはサステナビリティが進んでるというイメージを持った方も多いかもしれませんが、意外と日本でも取り入れられる小さなことを、一人一人が取り組んでいるようにも感じます。
少しのことでもより多くの人が参加し、生活に組み込むことでよりサステナブルな社会を作ることができます。
是非これらの考え方を吸収し、アメリカに行った時には、今回紹介した7つのサステイナビリティを体験してみてはいかがでしょうか?
今日からでもできる、エシカルアクションについての記事も参考にしてみてくださいね。
リサイクルよりもリデュース!ごみの削減に繋がるエシカルアクション8選
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