ヴィーガンレザーのバッグを使うべき理由を徹底解説!おすすめの商品も紹介
ヴィーガンレザーはエシカルなだけじゃない!本革と比較しても使い勝手抜群、使うべき理由を徹底解説します。話題のヴィーガンレザーブランドや、メンズ・レディースのおすすめ商品も紹介します。
エシカルなアクションを
おさらいですが、ヴィーガンレザーは、動物の皮革を使わずに本革の繊維構造を人工的に再現した合成皮革の事です。
本物の革のような見た目・質感にそっくりな製品の開発も進んでいて、パッと見ただけでは、動物の革を使ったものと区別できない製品も出てきています。
少しシリアスな話をすると、よくこういう話が出ると、「本物に似せようとするなら、最初から本物使えばいいんじゃない?」という声が出てきますよね。
代替肉に関しても同じような声をよく聞きます。肉に似せた製品を食べるのなら、はじめから肉を食べればよいのではないか、と。
ー本当にそうでしょうか。
同じような見た目・風合い、味・食感であれば、「動物を守ることができる」、「環境を守ることができる」アクションをとることは、これからの時代、より求められるのではないでしょうか。
ファッション業界では、「希少価値の高い動物の毛皮を身につける」ということよりも、「素材の作られた背景がクリーンであることが、真のラグジュアリーなのではないか」といったトレンドが、広がってきています。
また、フェイクかリアルか、人工か天然か、ということに優劣をつけるのではなく、他人と比較せずに「自分は何を大切にしたいのか」を優先するライフスタイルが、始まっています。
もちろん、動物性の革を絶対に使ってはいけないということではありません。現段階では、徐々に減らしていくことが大切です。
また、既に本革製品をお持ちの方は、是非その本革製品を大切にしてください。次回から選ばないというアクションをとりましょう。
動物の命をいただいたもの。長く愛用していくことが、その動物への感謝になり、エコにも繋がります。
もう既にこの潮流は、世界中で始まっています。ヴィーガンの方だけではありません。
「まだ動物の革製品使ってるの?」なんて言われないように、乗り遅れないようにしたいですね!
気になる耐久性や質感はどうなの?
この投稿をInstagramで見る
それぞれの耐久性は、人工皮革は約6年、合成皮革の耐久性は約3年となっています。
人工皮革はベースが不織布であり、その素材の構造上、耐久性とストレッチ性にも優れています。しかし、合成皮革と比べると値段が高いのが難点です。
一方で、合成皮革の耐久性とストレッチ性は、人工皮革にはやや劣ります。合成皮革の表面に使用される素材の種類は、「PVC(ポリ塩化ビニル)」や「PU(ポリウレタン樹脂)」など複数あります。
つまり、本革に比べると合成皮革は耐久性が低く、永久的なものではありません。しかし、価格が安く、軽くて使いやすいのが特徴です。
人工皮革や植物皮革のこれからに期待がされますね。
質感については、合成皮革、人工皮革もかなり品質を上げ、本革に負けない質感を持つようになりました。シワ加工などもその一つです。
植物皮革はその原料となる素材によっても異なりますが、革のような質感や見た目は、かなり本革に近いです。
一度使うと、はじめのうちは、「ヴィーガンレザー”で“いい」だったものが、その軽さや特に雨や汚れを気にしすぎず使えることのメリットに惚れ、「ヴィーガンレザー”が“いい」に変わってきます。
この投稿をInstagramで見る
その他、パイナップル繊維素材・りんごやぶどうを使ったものなどそれぞれその特徴を活かし質感や耐久性も考慮されてきています。
話題のサスティナビリティ(持続可能性)を実現するエコ素材ということで注目される植物性のヴィーガンレザーに関する詳しい記事も参考にしてください。
【動物性素材不使用】ヴィーガンレザーとは|植物性レザー8種紹介
ヴィーガンレザーの特徴について述べてきました。
「特徴はわかって良さそうだなと思ったけども、実際の商品はどうなの?」という声もあると思います。
そこで、実際にヴィーガンレザーが使われているバッグをご紹介します。