ヴィーガン先進国!イギリスの最新情報をご紹介|発展するヴィーガンビジネスも
ヴィーガン先進国・イギリスの最新情報を徹底解説。イギリスのヴィーガン商品や話題のヴィーガンブッチャー・フィッシュアンドチップス、ヴィーガンビジネスについてご紹介します。
イギリスのヴィーガンビジネス
イギリスでは、ヴィーガンに関連したビジネスも登場しており、「Vegan Directory UK」といった、
ヴィーガンビジネスの検索、ヴィーガンフェスティバルなどのイベント情報をチェックできるサイトもあります。
ここでは、その中から、いくつかのヴィーガンビジネスをご紹介します。
- ヴィーガン住宅ローンアドバイザー
→ヴィーガン住宅ローンアドバイザーは、住宅ローンと保険をエシカルな考えを持つ方に提供。
「ヴィーガンとして、同じ信念を持つ人々を支援する、またその需要が高まっていることに注目」そういった気持から、始まったサービスのようです。
- ヴィーガン俳優、パフォーマー
→ヴィーガンによって運営されている劇団では、 ステージセットや小道具、衣装のいずれにも動物の皮/毛皮/羽が登場することはありません。
また、イベントにはヴィーガン屋台のマーケットもあり、ショーの合間に観客が訪れる屋台の食品やアクセサリー、ジュエリー、家庭用品などもヴィーガン商品を販売しています。
- ヴィーガングラフィックデザイナー
→デザインへの情熱、そしてヴィーガニズムへの揺るぎない誓約を兼ね備え、ヴィーガンとエシカルなブランドの向上を専門とする、クリエイティブエージェンシー。 - ヴィーガンITサービス
→ヴィーガンによる、持続可能で環境に優しいビジネスのための、デジタルマーケティングを専門とするサービスです。 - ヴィーガンガーデナー
→自然や野生生物、環境を心に留め、自然と協力して、クライアントと野生生物の両方が楽しめる美しい庭園を提供することを目指すガーデナー。 - ヴィーガン旅行会社
→オーダーメイドのパッケージ旅行を作成し、ヴィーガンの小グループ旅行を提供しています。旅先によっては現地の方に寄付したいものを持参したり、お仕事のお手伝いをすることも可能です。
他にも、いろいろな職種が掲載されていますが、まだ全体数はそう多くないようです。
ただ、ヴィーガンとしての特性を仕事に活かす場合もあるようですが、経営者自身がヴィーガンであり、「同じ信念も持つ人々を支援したい」という考えで、サービスを始めた方も多いようです。
まとめ
イギリスには、世界最初の動物福祉団体(RSPCA)をはじめ、多くの動物・環境保護団体があり、ボランティアとして活動する人もかなりの数です。
このような環境もあり、ヴィーガン的な考えが自然に育つことも、ヴィーガンを増やしている要因の1つと思われます。
また、イギリスでは、糖尿病(2型糖尿病)や肥満人口が増加しており、これらの問題と動物性食品の摂取が深く関係している可能性からもヴィーガンを増やしているようです。
ヴィーガンになる理由はそれぞれでしょうが、人々が健康になれ、動物や自然と共存できる世界となることに一歩近づいている国だと言えそうです。