白砂糖がヴィーガンではない理由と、おすすめのヴィーガン砂糖をご紹介

白砂糖がヴィーガンではない理由と、おすすめのヴィーガン砂糖をご紹介

ヴィーガンがサトウキビから作られている白砂糖を避けるその理由とは?おすすめのヴィーガン対応砂糖もご紹介します。

ハッピーキヌア編集部
2020年09月30日
白砂糖がヴィーガンではない理由と、おすすめのヴィーガン砂糖をご紹介

ヴィーガンの方は白砂糖を避ける」と聞いたことがありますでしょうか?

スーパーマーケットなどで見かける白砂糖の多くはサトウキビからできています。

 

「サトウキビは植物だから、白砂糖はOKなのでは?」

と、思われる方も多くいらっしゃいます。

 

この記事では、ヴィーガンが白砂糖を避ける、その理由について解説。また、白砂糖の代わりに多くのヴィーガンが使っている、ヘルシーでオススメの砂糖もご紹介しています。

 

ヴィーガンが白砂糖を避ける理由

ヴィーガンが白砂糖を避ける理由として、

「健康に悪い」
「体が冷える」

など、様々な理由があります。
しかし、ヴィーガンが白砂糖を避ける一般的な理由は、

白砂糖の精製過程で、「骨炭(牛骨炭)」という畜産動物の骨が使われているからです。

 

「骨炭(こつたん)」とは、牛の骨を高温で蒸し焼きにし、炭化させて作った炭のことです。サトウキビが悪いのではなく、「砂糖の精製過程」に注目しているのです。

ヴィーガンとは、簡潔に説明すると、動物性食品を一切口にしない「完全菜食主義者」のことです。

 

人によって持っているポリシーや信念は様々ですが、一般的には、

・肉、魚、卵、乳製品はNG
・動物性の脂、動物の骨からとった出汁はNG

などといったことを、多くのヴィーガンは大事にしており、動物由来の食べ物を避けています

 

このことから、白砂糖は精製過程で動物の骨が使われているので、ヴィーガンを実践している人からすると、白砂糖はできるだけ避けたい食べ物なのです。

余談ですが、「エシカルヴィーガン」を実践している人は、食べ物だけでなく、身の回りの製品からも、できるだけ動物由来のものを避けるようにしています。例えば、レザー、毛皮などといった、動物製品がこれに該当します。

 

砂糖の製造方法

実際に、砂糖の精製過程を確認してみましょう。骨炭は、どの段階で使われているのでしょうか。

 

サトウキビから砂糖を作る場合(第一段階)

  1. サトウキビを収穫
  2. サトウキビを細かく切り砕む
    →サトウキビの汁を絞り出す
  3. 石灰乳を加えて加熱
    →不純物を凝固させ、沈殿させる
  4. 上澄み(清浄液)を煮詰める
  5. 真空結晶缶と呼ばれる装置の中で結晶を作る
  6. 遠心分離機にかけて結晶(原料糖)を取り出す

 

サトウキビから砂糖を作る場合(第二段階)

  1. 原料糖の結晶表面を糖蜜で洗浄
  2. 遠心分離機にかけて振り分ける
  3. 振り分けた結晶をお湯に溶かす
  4. 石灰水を加え、さらに不純物を取り除く
  5. 沈殿物をろ過して糖液を搾り出す
  6. 糖液の色素を取り除く
  7. 遠心分離機にかける
    →結晶と糖液の混合物から砂糖の結晶を取り出す

引用:独立行政法人 農畜産業振興機構|白い砂糖の真実、そして三温糖との関係

 

この手順の中の、ろ過・色素を脱色する工程で、動物の骨からできた「骨炭」が「脱色脱灰剤」として利用されています。骨炭は、多孔質(穴が多くある)のため、脱色機能・脱不純物機能があります。

近年は、動物の骨から作られていない「イオン交換樹脂」や「活性炭」が使われるところもあります。
引用:Wikipedia|骨炭

 

ヴィーガンにオススメの砂糖

今の日本では、まだまだヴィーガン向けの砂糖を探すのはとても難しいところがあります。ここでは、日本でも手に入れやすい砂糖をご紹介します。

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