3Dプリンターで作られた食品!?最新テクノロジーを使った植物由来食品を解説
3Dプリンターで食品をプリントするという、近未来的なことか現実となってきています。そもそも3Dプリンターとはどういったもので、今後どのように私たちの生活に関わってくるのでしょうか?この記事でご紹介します。
目次
日本で購入できる植物由来の食品
3Dプリンターを使った植物性ミートを、日本でも開発・販売しようとしている会社があります。
植物由来のお肉を開発・販売している「ネクストミーツ」は、2020年10月より、3Dプリンターを使った、代替肉開発の実験をスタートしました。
植物性ステーキなどを、3Dプリンターで成形、および量産することを目的としており、2021年中を目処に、高級レストランで提供することを目指しています。
そんなネクストミーツからはこれまで、以下のような植物性お肉の商品が販売されています(3Dプリンター技術による製品ではありません)。
ハピキヌショップでも取り扱いしているものもありますので、植物性ミートに興味がある方は、ぜひ試してみてくださいね。
NEXT牛丼CAN 5缶セット
原材料:原材料:大豆加工品(脱脂大豆、食塩)(国内製造、遺伝子組み換えでない)、調味液(しょうゆ、砂糖、米発酵調味料、酵母エキス、昆布エキス、食塩、醸造酢、椎茸エキス、ジンジャーパウダー)、たまねぎ、砂糖(てんさい)、食用なたね油 / 着色料(カラメル色素Ⅰ)、(一部に大豆・小麦を含む)
栄養価:熱量188kcl、タンパク質9.7g、脂質5.1g、炭水化物25.7g、食塩相当量3.2g(推定値)
ハピキヌセレクトショップからのご購入はこちらから。
公式サイトからのご購入はこちらから。
NEXTチキン1.0(冷凍)
原材料:大豆たんぱく食品(大豆たんぱく濃縮物、植物油、塩、香辛料)、香草焼き用調味料、馬鈴しょでん粉/香料、調味料(アミノ酸等)、リン酸カルシウム、二酸化ケイ素、増粘剤(グァーガム)、(一部にごま・大豆を含む)
栄養成分表示(100g当たり):エネルギー157kcal、タンパク質17.9g、脂質2.9g、炭水化物15.7g、食塩相当量1.9g
公式サイトからのご購入はこちらから。
NEXTハンバーガー2.0 4個セット(冷凍)※パティ+ソース
原材料(パティ):大豆(遺伝子組み換えでない)、エンドウタンパク、オニオンソテー、パン粉、食用植物油脂、小麦粉、馬鈴薯澱粉、乾燥椎茸、塩、香辛料(ブラックペッパー、ホワイトペッパー、ナツメグ、オールスパイス)、酵母エキス、米紅麹、ジェランガム
栄養成分表示(パティ80g):熱量:150.4kcal タンパク質:9.36g 脂質:7.12g 炭水化物:12.64g ナトリウム:408.8mg
公式サイトからのご購入はこちらから。
NEXTハラミ1.1 80g×5個セット(冷凍)
原材料:大豆加工品(大豆(国産)、遺伝子組み換えでない)、調味液(醤油、砂糖、米発酵調味料、酵母エキス、りんご、醸造酢、にんにく、食塩、ごま油、豆板醤、コショウ)、食用なたね油、(一部に小麦、大豆、りんご、ごまを含む)
栄養成分表示(100g当たり、推定):エネルギー 348kcal、タンパク質 33.7g、脂質 11.2g、炭水化物 28.2g、食塩相当量 3.0g
公式サイトからのご購入はこちらから。
引用:NEXTミーツ公式サイト
まとめ
3次元のデジタルモデルを元に、立体物をつくり出すことができる3Dプリンター。
その技術は工業製品のみならず、食品にまで恩恵をもたらしていることが、お分かりいただけたでしょうか?
料理やお菓子の見た目の美しさはもちろん、食べ物を構成する成分までコントロールできるので、食の可能性を多いに広げてくれる機械として、今後もその発展から目が離せませんね。
最近ではさらに、培養肉という、可食部の細胞を組織栽培して作る技術も誕生し、細胞レベルでは、リアルな牛肉と全く同じ成分である、培養牛肉を作り出す技術も生まれています(現在、培養肉はシンガポールでのみ販売が許可されています)。
新しい技術によって生まれたグルメが、私たちの食卓を今後どのように賑わせてくれるか、とても楽しみですね。