動物福祉に貢献するヴィーガンブランド5選、アニマルウェルフェアについても徹底解説
動物福祉とヴィーガンの関係性を押さえた上で、動物福祉に貢献するヴィーガン企業について紹介します。
4. Aesop(イソップ)
オーストラリアで誕生したAesop(イソップ)は、幅広いケアアイテムを製造しています。
全ての製品に動物由来の成分を使っておらず、ヴィーガンに対応しているところが大きな特徴です。
また、クルエルティーフリーの考えから、使用成分に関して動物実験を行っていません。
Aesopの製品を購入することで、動物たちが傷つけられたり、命を落としたりするようなケースを減らせるでしょう。
公式サイト:Aesop 日本
5. Will’s Vegan(ウィルズ ヴィーガン)
Will’s Vegan(ウィルズヴィーガン)は、ロンドン発祥のアパレルブランド。
材料から製造過程まで細かい部分までこだわり、サステナブルなファッションを提案しています。
ファッションは自分の個性や主義を周囲に伝えるのに優れた表現方法です。
Will’s Veganなら、服のみならず、鞄や小物までヴィーガンファッションでトータルコーディートすることができるため、ヴィーガニズムをファッションで表現し、周囲に発信することもできます。
また、動物の権利保護を訴える「PETA」の認証を受けた企業であり、クルエルティーフリーを実践しています。
動物が搾取されることのない社会に向けて、ファッションの面からも動物福祉を意識してみてはいかがでしょうか。
Will’s Veganのアイテムは、ハッピーキヌアのオンラインストアからも購入できます。
海外公式サイト:Will’s Vegan Store | SUSTAINABLE // ETHICAL // VEGAN FASHION
まとめ
人間の衣食住には、様々且つ多くの動物の存在が深く関わっています。
牛や豚、鶏などの動物は人間の食糧のため家畜として育てられ、その肉は海をも渡り、世界中で流通しています。
また、ウールやカシミヤのセーターなど、動物の毛皮から作られた洋服や小物を持っている方も多いでしょう。
食卓に動物の肉があることやクローゼットの中に動物の毛皮があることは、現代社会、特に先進国と言われる国々では当たり前になっています。
しかし、飲食店で買える肉や食卓に並ぶ肉や衣服の毛皮は、亡くなってしまった動物からいただいたものではありません。
動物の肉や毛皮を得るためには、動物を傷つけたり、殺すといった行為が必要になること。
先進国で暮らす人々が飲食店で安く手軽に肉を食べ、どこでも動物の毛皮を使った衣服を買える”便利な”社会の裏には、何匹もの動物の命、尊厳が犠牲になっていること。
手軽に動物の命が買えることが当たり前であると同時に、これらのことも当たり前になっています。
このようなことが本当に「当たり前」で良いのでしょうか。
「動物の犠牲は必要なことだから、仕方がないことだ」と考える人も多くいらっしゃると思います。
その一方で、「動物の犠牲の上に成り立つ社会のあり方はおかしい」と考え、ヴィーガニズムを実践する人も増えてきています。
動物の命をいただくライフスタイルは、動物福祉、動物権利の侵害だけではなく、環境破壊や私たちの健康にも悪影響を及ぼしています。
ヴィーガニズムを実践する一つの手段として、経済活動に動物福祉への貢献を取り込んでいる企業の製品の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
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