【ニューヨーク】世界最大級のヴィーガンレストラン「BELSE」がオープン

ニューヨーク最大規模となるヴィーガンレストラン「BELSE（ベルス）」がニューヨーク市マンハッタン区のバワリー265番地に2022年6月14日にオープンしました。

 

オープンして数週間後には、すでにコリー・ブッカー上院議員、音楽界のレジェンド ラッセル・シモンズ、エリック・アダムス市長、テレビタレントのゲイル・キングなどの著名人が訪れています。

 

ニューヨークの新名所「BELSE」

ベルスは、ロサンゼルスで多くの人に愛されているヴィーガンレストラン「Little Pine（リトルパイン）」のチームによって作られました。

 

11,000平方フィート（1022平方メートル、約200席）程の広さを有し、ニューヨークでオープンしたヴィーガンレストランの中で断トツの規模を誇ります。

また、レストランとしてだけではなく、ニューヨークで最もヴィーガンフレンドリーな醸造所としての機能を兼ね備えています。

 

2022年6月中旬にオープンしたマンハッタンでの店舗は、2021年の初頭にテキサス州ダラスにオープンしたのに続く、2店舗目です。

元々、バワリー265番地にあった建物は落書きで覆われていた廃墟でしたが、現在では、ヴィーガンのフードメニューを揃えた高級ビールパブ＆ヴィーガンレストランのベルスの本拠地として生まれ変わり、2022年の華々しいオープンに至りました。

 

ベルスのヴィーガンメニューだけではなく、店舗の空間にも注目が集まっています。

 

全体的に狭いお店が立ち並ぶニューヨークで、ベルスは高い天井と2つのフロアにまたがる広々としたダイニングエリアで、まるで宮殿のような雰囲気を漂わせます。

その魅力的な空間と料理への期待から多くのグルメな方々が訪れたり、広いスペースを活かしてニューヨーク中のヴィーガン団体が集う場所としても人気を集めています。

 

NYC最大のヴィーガンレストランのメニュー

「BELSE」は両店舗とも、LAの姉妹店「Littel Pine」と同様の高級ヴィーガンコンフォートフードを提供しています。

※コンフォート・フードは、懐かしさや幸福感を与える料理や食べ物の意味

 

ベルスのメニューは、リトルパインで提供されているアップルサンド、ソーセージフェンネルフラットブレッド、チキンピカタといった同様のバリエーションを揃えていますが、ニューヨーク店ならではの料理も多くあります。

ソテーしたブロッコリー（チポトレのアイオリ付き）、マイタケのリゾット、ナスのフィレ（マッシュルームのオージュ風）、地元ブルックリンのブランドRINDのヴィーガンブルーチーズを使ったチーズプレートなどが、ベルスニューヨーク店の目玉となっているメニューです。

 

デザートは、クッキーとミルク、ハーベストバーク、ローチーズケーキといったラインナップ。

また、バナナパンケーキ、豆腐スクランブル、チキン＆ワッフルなど、週末のブランチメニューも充実しています。

 

マンハッタンで唯一の3槽式ドイツ製醸造所

ヴィーガン醸造所として、ベルスではすべてのビールをその場で醸造し、提供することを可能にしました。

大きな発酵タンクが点在し、インダストリアルな雰囲気を醸し出しています。

 

ラインナップはペールラガー、ブロンドエール、ブラックベリーエール、そしてヘフェヴァイツェン（バナナとクローブの香りがかすかに漂うドイツの小麦ビール）の4種類。

 

すべてのビールがタンクからグラスに注がれるため、驚くほど新鮮な状態で提供されます。

このため、ベルスはヴィーガンのみならず、クラフトビール愛好家からも人気を集める可能性を秘めています。

 

他にも、カリフォルニアにあるベルス独自のヴィーガン・ワイナリーから仕入れたボトルワインや、ブルーベリー・アマレットサワー、ココナッツクリームベースのワイルドカード、（ブランチ時には）ブラック＆ホワイト・エスプレッソ・マティーニなどの高級カクテルメニューなど、ビール以外の飲み物も豊富に揃っています。

加えて、ブラックベリーココナッツモヒートなど、アルコールフリーの独創的なカクテルメニューも提供しています。

 

まとめ

世界の最先端を象徴するニューヨークで今回オープンしたヴィーガンレストランと醸造所の2つの面を併せ持つベルス。

新しい食の体験でお客さんを感動させるだけではなく、つい長居したくなるような居心地の良さにこだわった空間づくりもされています。

 

ニューヨークを訪れた際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

BELSE公式サイトはこちら

参考記事はこちら