自動車にもヴィーガンレザーが使われる?原料や事例をご紹介

自動車にもヴィーガンレザーが使われる?原料や事例をご紹介

現在、国内外の自動車分野において、「レザーフリー」の動きが見え始めています。いったい、どんなヴィーガンレザーを使用しているのでしょうか?

ハッピーキヌア編集部
2022年05月10日
自動車にもヴィーガンレザーが使われる?原料や事例をご紹介

自動車に使われているヴィーガンレザー

1. ALCANTARA(アルカンターラ)| 合成皮革

 

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1970年、日本企業の東レが開発した「エクセーヌ」という人造皮革。

当時、「アダムとイヴのイチジクの葉以来、人が纏うもっとも画期的な素材」と評価されるほど、革新的なデビューとなりました。

 

その後、東レと、イタリアのファブリックメーカー「ENI」によって起こされた合弁化ルトラスエード®)」となっています。

合成皮革としては、高級ファブリックと位置付けられるまでに成長した素材です。

 

生地の構成比率はポリエステル80%、ポリウレタン20%。化学繊維で作られています。

太さは、0.21デシテックス。これは換算すると、直径約0.04mm程度になります。

日本人女性の髪の毛の太さは、平均しておよそ0.08mmと言われていますので、その半分の太さくらいになります。

 

2019年発売の、生産台数わずか63台、2億8千万円超えという、ランボルギーニの限定モデル「シアン FKP37」にアルカンターラが採用されたことでも、大きな話題になりました。

 

そのほかにも、さまざまな自動車に、アルカンターラ®は使用されています。

・光岡自動車「Himiko」(メーカーオプション)

・アウディe-tron GTのステアリング

・レクサスLS特別仕様車の天井部分の素材、FTスポーツタイプのシート(ウルトラスエード®として)

その他、メルセデスベンツ、BMW、ランボルギーニ、アストンマーチン、マセラティなどの高級外車をはじめ、国産各メーカー車では、上級グレードのインテリアなどに、アルカンターラが採用されています。

【出典】
アルカンターラ オフィシャルサイト:Alcantara (アルカンターラ):公式ウェブサイト
インスタグラム:Alcantara Company(@alcantara_company)

東レ ウルトラスエード®:ウルトラスエード® | TORAY (ultrasuede.jp)

MOBY(モビー) | 最高級シート「アルカンターラ」とは?唯一の欠点は価格が高いこと?

【参考】
ランボルギーニ「シアンFKP37」
光岡自動車「Himiko」
アウディジャパン「e-tron GTクワトロ」

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