海外セレブの最新エシカル・ヴィーガン関連ニュース6選

レオナルド・ディカプリオやキム・カーダシアンなど、ヴィーガンライフを実行している海外セレブはたくさんいます。もちろん、彼らはヴィーガンの食生活を実行しているだけではなく、環境問題にも積極的に取り組んでいます。今回は、ヴィガーンライフスタイルを送っている、最新の海外セレブニュースをお届けします。

ヴィーガンの食生活を実行していくうちに、環境問題をはじめとする地球上の様々な問題は、エシカルでサステナブルなヴィーガンライフを実行することによって、少しずつ軽減できることに気づかされます。
今回は、海外セレブたちが取り組んでいる、エシカルでサステナブルなヴィーガンライフスタイルをお届けします!
海外セレブの最新ヴィーガンニュース6選
1. テニスの女王ヴィーナス・ウィリアムス 植物ベース会社の大使に
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40歳の今も現役テニスプレイヤーで、元世界ランキング1位の、ヴィーナス・ウィリアムス(同テニスプレーヤー、セレーナ・ウィリアムスの姉)。
彼女は健康上の理由(自己免疫疾患の一種)からヴィーガンとなり、自身の病気と闘いながらも、圧倒的なパワーに溢れたテニスをする体力を、ヴィーガンの食生活でも維持できることを、私たちに見せてくれました。
彼女の活躍を受け、カナダを拠点とするヴィーガン食品の会社「Plant X(プラントX)」はヴィーナスをブランドアンバサダーとして起用。プラントXは食品はもちろん、化粧品やペット商品など、一万以上のアイテムを揃えている会社です。
その後、ヴィーナスは自身の植物性ベースプロテイン会社「ハッピーバイキング」を設立し、自身の体験をもとに作られた植物性プロテインドリンクなどを販売。
こちらの商品はなんと、発売開始から24時間で売り切れたほどの人気商品となりました。
彼女のドリンクも、アンバサダーを務めるプラントXからも発売されるそうです。
2. ホアキン・フェニックス 「死の工場」から子牛を救出
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映画「ジョーカー」で圧巻の演技を見せつけたホアキン・フェニックス。
その時に主演男優賞を獲ったオスカーのスピーチで彼は、動物愛護の観点から、世の環境問題を痛烈に批判し、話題となりました。
ホアキンが、ヴィーガンで動物愛護活動家であるのはハリウッドでは有名で、2020年には屠殺場から子牛とその母親牛を救出し、1年後の親子を訪れた時のことをフィルムに収めたショートフィルムをリリースしたことも有名です。
このフィルムは、子牛親子の映像をもとに、いかに畜産業が、環境問題に深く関わっているかを問題視しており、
ホアキンは、「私たちは人間以外に存在するものと環境を破壊し続けるか、私たちにより破壊されたものを元に戻すプロセスを開始するかのどちらかを選択できる。」と述べ、エシカルでサステナブルなヴィーガンライフな生き方を説いています。
ホアキン氏のショートフィルムはこちら
3. キム・カーダシアン ヴィーガン料理クラス開催
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米リアリティ番組で有名になり、最近では離婚問題でお茶の間を騒がせているキム。
そのキムは、オンラインでヴィーガン料理クラスを始めました。
2019年にキムは皮膚病の一つ「乾癬」(かんせん)に疾患していると公表し、様々な治療法を試してみましたが、どれもイマイチ。
そんな中、食生活の見直しする中でヴィーガン食生活に出会い、ヴィーガンになりました。
キムの姉、コートニーが立ち上げたサイト「Poosh」が開催する、今年で2回目となるイベント「Poosh Your Wellness」 の一環として、キムは植物性ミートの「Beyond Meat」を使ったヴィーガン料理のクラスを開催。
異父妹である、ケンダル・ジェンナーとカイリー・ジェンナーも、ヴィーガンコスメやヴィーガンオーラルケアアイテムを発売し、その売り上げの一部をLGBTコミュニティーに寄付するなど、エシカルなヴィーガンライフスタイルを追求しています。
アメリカを中心に、彼女たちは莫大な影響力を持つので、彼女たちの発信を通して、少しでもエシカルな動きが広まってほしいですね。
4. ジェーン・フォンダ 気候変動問題に力を注ぐ
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数々の栄誉ある賞を受賞したことのある、アメリカ女優ジェーン・フォンダが、2019年に気候変動対策に対しデモを行った際に、逮捕されたというニュースを聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
2020年9月に彼女は「What Can I DO?」という本を発売し、この中で彼女は、アメリカの首都ワシントンDCでのデモ活動を行うまでの過程、逮捕を辞さない強固な姿勢、そして人権問題や環境問題などのイシューに関しての、専門家との対談などを記し、読者へ”行動すること”の大切さを提言しています。
この本で得た利益のすべては、環境問題に関する取り組みを行うNPO「GreenPeace」に寄付されるそうです。
ジェーン自身はヴィーガンであると明言していませんが、魚を含めた動物性たんぱく質を摂ることはほとんどないそうです。
今年84歳になるジェーン。いつまでも若々しく、私たちを驚かせるその行動力は、ぜひ見習いたいものですよね。
5. ポール・マッカートニー「Meat Free Monday」
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ポールマッカートニーは、40年以上ベジタリアン生活を続けています。
ポールは最初の妻リンダに影響され、動物愛護の理由からベジタリアンになったとのこと。
今では動物愛護はもちろん、畜産業による環境問題についても深く憂慮しており、環境保護の観点からも、動物性プロテインから植物性プロテインへのシフトを呼びかけています。
”もし誰かが1年間、週に1度だけ肉を食べなければ、その人の温室効果ガスの排出量は、自動車を1ヵ月運転しないのと同じ量だけ削減できる”
この信念から、ポールは娘たちと一緒に「月曜日は肉を食べない/Meat Free Monday」という運動を始めました。
もちろん月曜日という曜日にこだわる必要はなく、週1お肉を食べない日を設けようという意味です。
2018年10月から、ポールの助言をもとに、都庁の社員食堂でもベジタリアンメニューを開始。
今年2月には、世界で牛肉消費量第2位のアルゼンチンの大統領が「もしポールが特別に僕のオフィスで曲を披露してくれたら、Meat Free Mondayを受け入れる」との発言をしたそうで、実際にポールは直筆の書簡を出し、Meat Free Mondayをするようにお願いしているのですが、ポールは大統領の願いを聞き入れるのでしょうか?
6. レオナルド・ディカプリオ 新しいヒーロー環境保護活動家
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レオ様の愛称で、日本でも人気のレオナルド・ディカプリオ。
彼は俳優としての知名度を恐れることなく使い、環境問題に対して活動を行っており、1998年には環境問題と動物愛護のための「レオナルド・ディカプリオ財団」を始めました。
また「Cowspiracy」という、畜産業が環境問題に与える影響を示したドキュメンタリー映画の映画製作責任者として製作に関わり、オスカー受賞の際のスピーチでも、気候危機を訴えたのは記憶に新しいことです。
畜産業が出す温室効果ガスは全体の約15〜20%と言われています。
そのためレオナルドはヴィーガン産業にたくさんの投資をしており、最近では、ヴィーガン食品テクノロジー会社「Perfect Day(パーフェクトデイ)」の新しい諮問委員会のメンバーとなっています。
パーフェクトデイは、世界初の微生物発酵により作られる牛乳タンパク質を確立したテクノロジー会社です。
アメリカのいくつかのアイスクリームメーカーは、このパーフェクトデイの技術を取り入れ、各地でヴィーガンアイスクリームを販売しています。
まとめ
日本でもヴィーガンやベジタリアンの食生活をしている有名人が増えつつありますが、海外セレブに比べるとまだまだその数は少ないと言えます。
彼らの言動、そして行動を見習いながら、私たちが「今」できることは何かを改めて考え、エシカルでサステナブルなヴィーガンライフスタイルを実行していきたいですね。
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