捨てるのはではなくリサイクルを!国内の不要衣類の回収先まとめ7選
いらなくなった洋服や家で眠っている洋服などの回収をしている国内のメーカーやブランドをご紹介いたします。
4. ユニクロ&GU
株式会社ファーストリテイリングの衣料品を扱うブランド、ユニクロ・GUは企画・計画・生産・物流・販売まで独自のスタイルで展開しています。
ユニクロの各店舗に設置された、RE.UNIQLO回収ボックスで回収された衣類をリサイクル、リユースする取り組みを行っています。回収対象はユニクロで販売された全商品となっています。
回収した服のリユースは国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)や世界中のNGO・NPOと共に難民キャンプや被災地への緊急災害支援されています。
リユースできない衣類は燃料・防音材として加工しリサイクルされ、さらに新たな取り組みとして、ダウン商品など服から服へのリサイクルも推進中です。
GUは店頭にて不要になった洋服を回収し、選別を行ってからリユースできる服は難民や避難民など衣服を必要としている人たちに寄贈。リユース不可能な衣類は固形燃料へのリサイクルを推進しています。
回収ボックスに衣類を投函するときに、ボックスにあるQRコードを読み込むとGUアプリ内にてマイルを貯められ、マイルを商品と交換したり、寄付できる取り組みも実施しています。
その他には「原材料」も社会や環境に配慮をするよう、再生ポリエステル素材を活用した商品開発を行って¥190エコバッグを販売しています。
5. オンワード
オンワードは「23区」「自由区」「組曲」「ICB」などのブランドを持つ大手アパレル会社で、正式名称は株式会社オンワード樫山。
衣料品の回収は2009年に春と秋の年2回「オンワード・グリーン・キャンペーン」として自社の衣料品(グループブランド含む)をオンワード樫山店舗にて取り組みを開始しました。
2020年10月より百貨店や直営店では通年での引き取りをスタート、365日衣料品を引き取っています。
持ち込み衣料品1点につき、オンワードメンバーズポイント500ポイントをもらえるメリットが人気となっています。
回収された衣類は状態の良いものはクリーニング後、「オンワード・リユースパーク吉祥寺店」やECサイトで再販売されています。
また、日本赤十字社の協力のもと日本国内外の被災地や開発途上国支援に、ブランケットや軍手としてリメイクされた品々を届けています。
6. 洋服の青山
洋服の青山はスーツを主とした紳士服全般からレディーススーツや小物まで扱う業界最王手のブランドです。
衣類の回収はスーツやワイシャツから、ベルトや靴などの小物類まで常時幅広く受付中で、下取り品は10%オフのクーポン券と交換されます。回収点数は1人1アイテムにつき5点までとなっています。
回収OKの品はワイシャツ・ブラウス・スラックス・スカート・シューズ・バッグ・ベルトなどで、ブランドや状態問わずの嬉しいサービスです。
下取りプログラムでは衣料品を原材料にリサイクルされた防災用毛布などに生まれ変わり、被災地などに届けられています。
店舗でのエコロジー活動はスーツの売上金の一部を「more treesの森」プロジェクトで高知県梼原町の森づくり活動に寄付、エコオブザイヤーを受賞しています。
7. パタゴニア
パタゴニアはアメリカのアメリカの登山用品・アウトドア用品・サーフィン用品・軍用品・衣料品の製造販売を手掛けるブランドです。
リサイクルサービスは2005年からスタートしていて、これまでに累計80トン以上を回収しています。
回収方法はサーフボード以外のパタゴニア製品を直営店の店頭に設置した専用ボックスに入れたり、パタゴニアの流通センターに送付することもできます。(送料は自己負担)
回収した製品は使える状態のものは古着としてリユースされ、それ以外のものは新しい繊維や生地にリサイクルされています。
パタゴニアが回収した製品をリユース・販売して得た売り上げ金は、すべて古着の交換会を主宰するxChangeへ寄付されています。
まとめ
いかがでしたか?今回は有名ブランドのリサイクル回収サービスを7選しましたが、各地域や市町村などでもこうした回収サービスを実施しているところもあります。
衣類のリサイクル、回収はこれからの地球環境を維持していく上でとても重要な役割を果たしています。
今、盛んにSDGsの呼びかけが成されています。とても簡単で便利な衣料ブランドが行っている不要衣料品の回収サービスをどんどん利用して持続可能な活動に参加してみてはいかがでしょうか。