ヴィーガン&エコフレンドリーな車を買うためのパーフェクトガイド
レザーフリーのインテリアからトリム、リムまで、動物と環境に優しい車を見つけるために知っておくべきことなどをご紹介します。
低燃費・低公害をモットーに、未来の地球環境に配慮して開発・設計されたエコカーは、動物や自然環境への負荷を抑えることができる自動車です。
今、注目されている「ヴィーガン&エコフレンドリーなエコカー」とは、一体どのような車なのでしょうか。
エコフレンドリーな自動車とは
「エコカー」とは、エコロジーカーの略称で、地球温暖化を促進させる二酸化炭素(CO2)の排出量を抑えられる自然環境に優しい車です。
エコカーは、電気やニッケル水素、リチウムイオン電池などを動力源として走行します。
燃費も良く、環境性能割など自動車減税の対象にもなるエコカーは、今、多くの自動車メーカーで開発が進められています。
最近では、エンジンや車体だけではなく、車のインテリアにも動物由来の製品を一切使わないヴィーガンレザーを使用するなど、エシカルなエコカーも登場し始めました。
動物や自然環境にやさしいエコカーを、ご紹介させていただきます。
エコカーの種類4つ
エコカーには、いくつかの種類があります。
ここでは、みなさんにオススメしたい「4種類の主なエコカー」を、ご紹介させていただきます。
1.電気自動車(EV)
電気モーターを回転させて走行するのが「電気自動車」です。
家庭用の充電設備や、専用スタンドからの充電は必要ですが、エンジンを必要としないため、排気ガスや有害物質が排出されず、かつ振動が少なく、静かという特徴があります。
該当する車種としては、日産 リーフや、テスラ model3などが挙げられます。
★充電には専用スポットが必要なため、充電できる環境がある方(専用の工事が必要です)に、とくにオススメします。
2.ハイブリッド自動車(HV)
動力源に、ガソリンエンジンと電気モーターの両方を搭載して走行するのが「ハイブリッド自動車」です。
2つの動力を自動で使い分け、走行をアシストしてくれるため、低燃費なのがメリットですが、低量ながらもガソリンが排出されるという特徴があります。
該当する車種としては、トヨタ ハリアーや、プリウスなどが挙げられます。
★バリエーションが豊富なため、車にこだわりがある方や、エンジン騒音が気になる方というにもオススメします。
3.燃料電池車(FCV)
水素と酸素を化学反応で発電させ、モーター駆動の燃料電池を使用して走行するのが「燃料電池車」です。
環境負荷のかかる燃料を一切使用していないため、CO2排出量がゼロです。
エコカーの中でも、とりわけ環境に優しい自動車といえるでしょう。
該当する車種としては、トヨタ ミライや、ヒュンダイ nexoなどが挙げられます。
★水素ステーションが近隣にある方や、燃料電池に興味のある方にオススメします。
4.グリーンディーゼル自動車
環境に負荷をかける物質が少なくなるように改良された軽油を使って走行するのが「グリーンディーゼル自動車」です。
振動が少なく、ガソリンよりも安価な軽油を使用するため、ランニングコストが抑えられるところが何よりのメリットです。
該当する車種としては、マツダ CXー5や、メルセデス ベンツGLS400などが挙げられます。
★燃費が良いため、とくに長距離を走行することが多い方にオススメします。