【インド】お寺に備えられた花をヴィーガンレザーにアップサイクル!「Fleather」が廃棄花と女性の自立に変革を起こす

【インド】お寺に備えられた花をヴィーガンレザーにアップサイクル!「Fleather」が廃棄花と女性の自立に変革を起こす

インドで、神にお供えする花をヴィーガンレザーにアップサイクル。それが女性の自立にも繋がるといいます。いったいどのようなヴィーガンレザーなのでしょうか。

ハッピーキヌア編集部
2023年01月14日
【インド】お寺に備えられた花をヴィーガンレザーにアップサイクル!「Fleather」が廃棄花と女性の自立に変革を起こす

廃棄される運命の花を、ヴィーガンレザーとしてアップサイクル

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神々に捧げる、美しい花々が、インドに住む人々や、巡礼者の健康に、影響を及ぼしかねない。

きれいな花々を、ただ川に投棄していく。

 

人にも、環境にも、何かできることはないかと、考え、行動を起こしたのは、PHOOL.Co(フール)という、会社でした。

 

PHOOL社の取り組み

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フール社は、2015年より、ガンジス川に流れる運命であった花々を回収し、リサイクルしています。

はじめは、廃棄花を利用した、お香を開発しました。

 

いまや、お香はもちろん、エッセンシャルオイルや、ハヴァン・サマグリなども手掛けています。

 

これらの製品を作るにあたり、毎日、7,600㎏の廃花を、川に捨てられることを防いでいます。

それにより、97㎏もの有毒物質を、日々、川に溶出することも防いでいます。

 

そして、いま、廃棄花を利用した、まったく新しいヴィーガンレザーを創りだすことに、成功しました。

 

参考記事:Vegan First

THE NEW INDIAN EXPRESS

 

Fleatherというヴィーガンレザー

ヴィーガンレザーには、いろいろな原料、材料が使われます。

化学的な合成皮革もあれば、廃棄されるはずのものを利用した、アップサイクルレザーもあります。

 

パイナップルリンゴなど、植物の皮などを使ったもの。

サボテンを使ったもの。

本当に多種多様です。

 

フール社は、廃棄花を集め、ヴィーガンレザーへと、アップサイクルさせました。

これが、Fleather(フレザー)というブランドの立ち上げです。

それは、ナチュラルで、人の手のかかった方法で、作られています。

廃棄花が、ヴィーガンレザーになるまでの工程は、上図のとおりです。

人の手を使い、ごみなどを取り除いた後は、粉砕、乾燥、発酵という過程を経て、シート状のヴィーガンレザーができます。

 

5×5フィート、つまり、およそ120cm四方のシートができるためには、4か月ほどかかります。

 

また、1m四方のシートに、平均73㎏の廃棄花を使用しているそうです。

 

いま現在、まだ製品化は、されていません。

しかし、現段階で完成している、厚さと強度は、財布や、バッグ、衣類、室内装飾品などに、使用できるほどだそうです。

 

参考記事:GREEN MATTERS

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