保護犬とふれあえる都内近郊の保護犬カフェ7選
新しい家族として、ワンちゃんを迎えたい。そんな方におすすめなのが、保護犬カフェです。ワンちゃんと触れ合いながら、ゆったりとカフェタイムを過ごしましょう。
犬を飼いたいと思ったら、ペットショップに行く方が多いと思います。
しかし、ペットショップは子犬の命を売買して利益を得ているビジネスであるため、ペットショップ業界の裏には残酷な現実があることを忘れてはなりません。
新しく犬を家族に迎えたいとお考えの方、犬を飼うためにペットショップで命を買うのではなく、この機会に保護犬をお迎えすることを検討してみませんか?
保護犬を迎えると言っても、譲渡会などは全国各地で定期的に開催されていますが、興味はあってもなかなか一歩踏み出せない方は少なくありません。
特に、今まで保護犬と触れ合ったことがない方にとっては、保護犬についての先入観や不明点が多く、不安に感じてしまうでしょう。
そこで、おすすめしたいのがカフェでくつろぎながら、ワンちゃんとのご縁を繋ぐ、「保護犬カフェ」。
譲渡会などよりも敷居が低く、保護犬を迎えることはできないけど保護活動を応援したいという方や、ただワンちゃんと触れ合いたいといった様々な理由で気軽に訪れやすいのが、メリットです。
今回は、東京都内とその近郊にある、保護犬カフェをご紹介します。
保護犬とは
保護犬とは、その名のとおり、人に保護された犬のことを指します。
保健所などの行政が、保護することもあれば、保護団体が保護することもあります。
理由は、俗にいう「野良」であることも多いですが、それ以外にも、人による被害を受けて保護される場合も数多くあります。
例えば、ブリーダー崩壊、飼い主が飼えなくなったなどといった理由です。
ペットショップで売れずに、大きくなってしまったという理由で、持ち込まれる場合もあります。
環境省のデータによりますと、2021年度の、引き取り犬数は、27,635匹だったそうです。
そのうち、元の飼い主に変換された、もしくは、譲渡されたのは、24,199匹でした。
悲しいことに、殺処分されて亡くなってしまった命は、4,059匹です。
年々、全体的な譲渡数は増えています。
これは、譲渡会や保護犬カフェなどの多くの保護犬を救おうと尽力される方々の努力の賜物です。
それと同時に、ペットショップからではなく、里親になる選択をされる方が増えたことも、大きな理由です。
一方で、コロナ禍によるペットブームにより、残念ながらペットショップで命を購入した方も多くいました。
安易に命を購入した結果、「思ってたのと違う」「思ってたよりお世話が大変」といった理由での飼育放棄や、保護施設に持ち込むといったケースが増えています。
人に人権があるように、動物には動物の権利があります。
もし、動物を家族にお迎えすることを考えている方は、同居する家族や自分自身に何かトラブルがあったときに動物を預かってくれる人を探してきちんと相談し、よく考えてからお迎えするようにしましょう。