世界のセレブヴィーガン事情<レオナルド・ディカプリオ>
俳優として確固たる地位を築き、環境保護活動家として常に社会貢献に向けての取り組みをし続けているレオナルド・ディカプリオ。ディカプリオがヴィーガンなのかどうか、そして彼のヴィーガンライフについて解説します。
ファンに牛肉をやめるように訴える
ディカプリオがアカデミー賞受賞の際のスピーチでわかるように、環境問題の点から植物性たんぱく質を奨励していることは確かです。
昨年3月には、約3700万人いる彼のファンに、彼自身のツイッターを通して週に1回、牛肉を植物性たんぱく質にするよう訴えました。
彼はツイッターで一人一人が地球を助け、毎週1つの小さな選択で気候変動を減らすことができます。牛肉から植物ベース代替肉に切り替えた場合、車1,200万台から出る温暖化ガス排出量と同様の温暖化ガスを削減できる。と呼びかけています。
Every single person can help the planet and reduce climate change with one small choice every week. Join me and @BeyondMeat in our mission to rethink the future of food. #BeyondMeatPartner pic.twitter.com/Fgt1qSkIbm
— Leonardo DiCaprio (@LeoDiCaprio) March 4, 2021
映画を通して地球を守るために訴える
ディカプリオはドキュメンタリー映画、Cowspiracy(カウスパイラシー)に映画責任者として参加しています。
アメリカでたくさんの若者が、ヴィーガンとなったきっかけを作った映画といっても過言ではないほど、たくさんの人に農畜産業が地球温暖化に影響を与えることを教えてくれた映画です。
この映画の前には、2007年に作られた The 11th Hour(イレブンスアワー)には、脚本家、プロデューサーそしてナレーターとして参加しています。
この映画は、理論物理学者のスティーブン・ホーキングをはじめとする、世界中の科学者や指導者たちが環境問題について、人間の行動が地球の生態系にどのように影響するか、そして地球を救うには手遅れになる前に、被害を逆転または遅らせるために何ができるかを、話し合うドキュメンタリー映画です。
最近では、北極圏のメタン放出によって引き起こされることによる、潜在的な絶滅レベルの高い水準になる可能性、および大気から炭素を隔離することによって、地球温暖化を逆転させることができるべく新しく開発された技術を調査するドキュメンタリー映画、 ICe on Fire(アイスオンファイア)に、プロデューサーの一人として、そしてナレーターとし参加しています。
植物性代替肉と細胞ベースの代替肉会社を投資
ディカプリオが、環境活動家として活動するグレタ・トゥーンベリを私たちの新しいリーダーと呼び、できるだけ温室ガスが少ない方法で移動をする彼女のために、資金を援助したことは記憶に新しいこと。
その他にもディカプリオは、持続可能な牛肉の開発を促進するための先駆的な細胞ベースの代替肉会社である、Aleph farm(アレフファーム)とMosa Meat(モサミート)の投資家および顧問にもなっています。
そしてビヨンドミートへの投資そしてサポートもし続けています。
2020年のゴールデングローブ賞のメニューが植物ベースであることが発表された後、この決定にディカプリオは自身のツイッターでHFPA(ハリウッド外国人記者協会)に感謝を述べました。
この感謝はディカプリオがヴィーガンだからなのか、それとも地球環境に貢献する決定からなのかはわかりませんが、環境問題を常に懸念している彼にとってはとても喜ばしい出来事だったのでしょう。
まとめ
上記にも述べた通り、レオナルド・ディカプリオがヴィーガンであるのかどうかは、はっきりとわかっていません。
しかし、レオナルド・ディカプリオがヴィーガンではなくても、彼が行なっている環境保護活動や牛肉摂取を少なくするように呼びかけたりすることは、尊敬に値することです。
先日アメリカネットフリックスで配信されたディカプリオの新しい映画Don’t Look Up(ドントルックアップ)、アメリカの政治、メディアそして社会を皮肉ったブラックコメディー映画は、映えない天文学者を演じ、新たな役者としての顔を見せて私たちを楽しませてくれました。
ディカプリオがヴィーガンかどうかははっきりとしませんが、彼の俳優としての活躍そして、環境保護活動家としての活動から目を離せないことは確かです。
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