肉の消費量を75％カットしないと地球が危ないって本当！？

わたしたちが肉の消費量を減らすためにできること

今回のリサーチ結果を受けて、私たち日本人も「欧米の方々の話だから…」と見て見ぬふりできない状況だということが分かりました。

ここからは、肉の消費量を減らすにあたって、どのようなことができるのかをご紹介していきます。

まずはベジタリアン食を生活に取り入れてみよう

「よし！今からヴィーガン食しか食べないぞ！」と気合が入ったものの、2,3日経つ頃には息切れしてしまう人は多いものです。

普段、お肉や魚を食べてきた人からすると「ちょっと制限が多すぎる」と感じるかもしれません。食生活が急激に乏しくなったような気がするかもしれません。

だからこそ、よーいどん！とヴィーガンにシフトするのではなく、まずはベジタリアン食を増やすところから始めてみましょう。

「いつもお肉を入れていたところを、油揚げにきりかえる」「いつもお肉を入れていた煮込みに、豆を入れてみる」など、小さな切り替えを取り入れながら、気に入ったメニューを増やしていくのがカギです。

ベジタリアン初心者におすすめのレシピや、得られるメリットについてご紹介した記事はこちらです。

ゆるめにヴィーガンを取り入れてみよう

少しずつベジタリアンメニューのレパートリーが増えてきたら、ヴィーガンメニューにも挑戦してみましょう。

• 朝のコーヒーを豆乳などのヴィーガンミルクに切り替える
• ランチはヴィーガンメニューのあるレストランへ足を運ぶ
• 時間にゆとりのある週末ランチはヴィーガンメニューを作ってみる

これくらいのゆるゆるヴィーガンなら、始められそうではないですか。少しずつレパートリーを増やしていって、週2だったヴィーガンデーが週3，4日と増えていくだけでも、十分小さな一歩を踏み出したことになりますよ。

ヴィーガン料理入門者向けのレシピは、こちらの記事でご紹介しています。参考にしてみてくださいね。

少しずつ仲間を増やしていこう

ベジタリアン・ヴィーガンメニューを生活に取り入れ始めると、これはぜひ人にもおすすめしたい！という美味しいメニューに出会えたり、美味しいスイーツに出くわすことがあります。

もしくは、少しずつお肌のトーンが明るくなったり、お通じが良くなったり、スタイルUPなんて効果を感じることもあります。

そのような嬉しいニュースは、ぜひ周りの人に積極的にシェアしていきましょう。

• 次の集まりはヴィーガンカフェで開催してみる
• SNSで美味しかったヴィーガンスイーツをシェアする
• 美味しいヴィーガンお菓子をお土産に持っていく
• メタボが気になるご両親に、ヴィーガンメニューをおもてなし

「なんとなくヴィーガン気になる…」という人が、実は周りにいるかもしれません。そのような方と一緒にヴィーガンライフを楽しむきっかけを作ることで、ヴィーガンの輪をじわじわと広げていくことができます。

まとめ：豊かな国に暮らしているからこそライフスタイルの見直しを

ボン大学の発表したレポートは、多くの欧米系ヴィーガンの方々に大きな衝撃を与えました。

日本と比べると、ずっとヴィーガントレンドが広がっているように感じられるヨーロッパですが、まだまだ現状では、地球環境へのインパクトが大きい肉消費量をたたき出しています。それは、日本も例外ではありません。

豊かな国に生まれて、豊かな暮らしを享受しているからこそ、地球を痛めつけているという悲しい現状に目を向けて、今から自分に何ができるか考えてみませんか。

繰り返しになりますが、ヴィーガン・ベジタリアン生活は頑張りすぎは禁物です。

気合を入れすぎて三日坊主になるよりも、長く続けること、そして仲間を増やすことの方が長期的に見て効果が大きいといわれています。

まずは、今日のごはんから、少しだけ意識してみませんか。

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