【ヴィーガンレザー】植物性代替素材を扱う日本企業・ブランドとは?詳細を徹底解説
植物性の素材を使用したレザー。海外の企業やブランドが続々と植物性レザーへのシフトを進めているなか、日本ではまだ、そういった話題は聞こえてきません。今回は、「環境後進国」と呼ばれる日本で、植物性レザーを使用して発信する6ブランドをご紹介します。お気に入りのアイテムを使用する。そんなスマートなSDGsを、あなたも始めませんか?
4. Grandeur Papa(グランドール・パパ)
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「子どもの頃の自分が、いまの自分を見たらどう思うか?」
そんな思いから植物性レザーを使用した製品を作り、SDGsを身近にとらえ、行動していくことを掲げたブランド「Grandeur Papa(グランドール・パパ)」。
サボテン、パイナップル、リンゴ、それぞれを使用したヴィーガンレザーで作られた、バッグやシューズを展開しています。
アップルレザーのシューズには、アウトソールの素材に微生物を練りこみ、生分解をスムーズに行える技術を採用しています。
長く使えるだけでなく、手放す際にも、環境に負担をかけないよう考えられた一足です。
どの製品も、ユニセックスなカラーとデザインが魅力的です。
また、シンプルさと実用性を兼ね備え、ポケットの数や撥水性、容量にこだわった機能的なデザインに仕上がっています。
通勤や通学にはもちろん、休日のリラックスしたお出かけにも使える、デイリーユースのヴィーガンレザーブランドです。
オンラインストア:【Grandeur Papa】公式オンラインストア | 未来を繋ぐため、できることから少しづつ。 – GrandeurPapa
インスタグラム:@grandeur_papa2021
5. LAESTERENN(ラエステレン)
2020年、日本国内で初めて、パイナップルレザーを使用した製品を、製造・販売した「LAESTERENN(ラエステレン)」。
ベーシックなデザインの小物は、性別やシーンを問わずに使えます。
また、定番カラーだけでなく、シルバーやパールホワイトなどのレザーを使用しているものもありますので、使い分けても、大切な人とペアで持つのもいいですね。
控えめながらも印象的なモチーフのついたデザインには、「月のかけら」「貝」など、ロマンティックなネーミングがされています。
どことなくお守りのようで、心強い味方のようなアイテムです。
パイナップルレザーは、繊維質なドライな手触りで、軽いのが特長です。
パイナップルレザーのPiñatex(パイナテックス/ピニャテックス)について、こちらの記事で詳しく解説しています。ぜひご一読ください。
公式サイト・オンラインストア:ラエステレン|ヴィーガンのお財布 ・小物アクセサリー (laersterenn.com)
インスタグラム:@laersterenn
6. ètul(エツル)
ナチュラルでミニマムなデザインが揃う「ètul(エツル)」。
植物性レザーをはじめ、リサイクルキャンバスなどを使用した小物製品のブランドです。
写真のバッグに使用しているのは、アップルレザーです。
柔らかな素材が、モードなデザインを引き立てていますよね。
ほかにも、スクエアトートや財布など、カジュアルな小物には、ナチュラルなシワ感がこなれている印象のパイナップルレザーをチョイスするなど、素材の魅力を一層際立たせるセンスに溢れています。
オプションのギフトパッケージは、ナチュラルコットンの袋や、再生紙を使用したボックスに、ドライフラワーを添えてくれます。
誰かへの贈り物だけでなく、自分へのご褒美ギフトにもぴったりです。
公式サイト・オンラインストア:étul(エツル) – ètul (etul.jp)
インスタグラム:@etul_official
植物性レザーをもっとエシカルに、身近に。
エシカル、サステナブルなど、未来の環境を思う心や、ヴィーガニズムといった共存の心。
貧困に苦しむことなく、正当な報酬を得ることが当たり前の世の中にしたいという、フェアトレードの考え。
そういったことは、決して特別なことではありません。
普段の生活に、無理なく取り入れていく選択を繰り返すことが、それらを実現させるいちばんの近道です。
日本の植物性レザー市場は、まだ始まったばかりです。
しかし、成長を待っている時間はありません。
環境問題の深刻さも、動物の犠牲も、日々増加していきます。
だからこそ、私たち一人一人ができることを、いまから始めてみませんか?
ご紹介したブランドや製品のなかに、気になるものがあれば、ぜひ、ワードローブに取り入れてみてください。
ハッピーキヌアヴィーガンストアでは、海外発のヴィーガンレザー製品を多数取り扱っています。
こちらもぜひチェックしてみてくださいね。