プラスチックを削減するライフスタイルを送るためのポイント7選
プラスチックごみを減らすことは、サステナブルな社会を目指す上で必要な取り組み。プラスチックを削減するライフスタイルを送るためにできることを考えてみましょう。
一方で、近年ではプラスチックによる環境問題が深刻化。自然環境だけでなく、生態系にも悪影響を及ぼしています。
サステナブルな生活スタイルへの関心が高まる中、プラスチック削減に進んで取り組めば、SDGs達成にも貢献できるでしょう。
この記事では、プラスチックを削減するライフハック7つについて解説します。
目次
プラスチック削減のためにできることとは
プラスチックによる環境問題
軽くて丈夫なプラスチックは加工しやすく、利便性の高い素材です。ペットボトルや食品トレー、レジ袋など、用途は多岐にわたり、日常になくてはならない存在といえます。
しかし、人間にとって便利なプラスチックが、大きな環境問題を引き起こしていることも事実です。
プラスチックは石油を原料としており、将来的に資源が枯渇するといわれています。
また、プラスチックを焼却処分する際に発生する温室効果ガスは、地球温暖化の要因のひとつです。
さらに、大量のプラスチックが不適切に廃棄されて海に流れ出し、マイクロプラスチックとなって海洋を汚染しています。
魚類の体内に蓄積されたマイクロプラスチックは、魚を食べる人間の身体にとっても有害です。
海の生物がプラスチックごみを誤って食べたり、怪我をしたりして死に至るケースも少なくありません。
プラスチックは自然分解されないため、半永久的に残ってしまうところがデメリットです。プラスチックを使えば使うほど、ごみが増え続けて環境を破壊してしまいます。
持続可能な未来に向けて、プラスチックを減らしていく努力がカギとなるでしょう。
プラスチックごみ削減のコツ
プラスチックごみを削減するためには、一体どうすればいいのでしょうか?
プラスチックを作らない、そして不要なプラスチックごみを出さないよう工夫することが、重要なポイントだといえます。
そこで、日常生活において「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」を実践していきましょう。
「リデュース」では、プラスチックの容器包装を使わない取り組みによって、ごみの量を削減できます。
また、プラスチック製品を繰り返し使用する「リユース」も有効な手段です。
さらに、「リサイクル」でプラスチックの再生利用を促進すれば、プラスチックの製造量を抑えることができます。
(参考:海のプラスチックごみを減らし きれいな海と生き物を守る!~「プラスチック・スマート」キャンペーン~ | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン)
日本のプラスチックごみに対する規制については、こちらの記事をご参照ください。
プラスチックを削減するライフスタイルを送るためのポイント7選
プラスチックを削減するためには、一人ひとりが「3R」を意識して生活することが大切です。
7つのポイントに着目して、プラスチック削減に繋がるライフスタイルを送りましょう。
1. マイバッグを持ち歩く
スーパーやコンビニで買い物をする時、レジ袋をもらっている方も多いかもしれません。
使用頻度が高いものからプラスチックを排除していくことで、効率よくプラスチックごみを削減できます。
有料のレジ袋ではなくマイバッグを利用し、地球にも財布にも優しい習慣を心がけましょう。
2.マイボトルやマイ箸を持参する
飲み物をマイボトルに入れて持参するだけで、ペットボトルのごみを減らすことに繋がります。
また、プラスチック製のフォークやスプーンなどのカトラリーも、マイ箸を用意しておけば使わずに済みますよね。
使い捨てのプラスチック製品の代わりに、お気に入りのボトルや箸を揃えてみてはいかがでしょうか。