コカコーラはヴィーガン?炭酸飲料の成分について知っておくべきこと
コカコーラを含む炭酸飲料はヴィーガンなのでしょうか?動物由来の成分は、表示されていないにもかかわらず、製品に含まれている場合があります。お気に入りの炭酸飲料に関する知っておくべき事柄をいくつかご紹介します。
ヴィーガンではないコカ・コーラ飲料は?
コカ・コーラは、広範囲な定義でヴィーガンと見なされています。
しかし、コカ・コーラ社が作る、最も有名な飲料水のいくつかは、ヴィーガンではありません。
下記に、動物由来原料が含まれている製品を、いくつか紹介します。
コスタコーヒー そのまま飲めるキャラメルラテ
コスタ コーヒー そのまま飲めるラテ
コスタコーヒー アメリカーノ
グラソー ビタミンウォーター ゼロサンシャイン&マルチV
シュウェップス インディアン トニック ウォーター
シュウェップス オレンジ スカッシュ
シュウェップスを含む上記の製品には、魚のゼラチンや乳製品が含まれています。
明らかに、ヴィーガンフレンドリーではない製品を上記に記しましたが、あくまでも、コカコーラ社の製品は、広範囲の定義においてのヴィーガン飲料になります。
コカ・コーラ社が使用している甘味料のほとんどは、果糖ブドウ糖液糖とブドウ糖、もしくはスクラロースとアセスルファムKの人工甘味料です。
これらの甘味料は確かにヴィーガンです。
しかし、甘味料が体に与える影響について考えると、ヴィーガンフレンドリーとは言い難いものがあります。
動物実験が行われているのか?
過去に、コカ・コーラ社は、コカ・コーラのキャラメル色をネズミに強制給餌するなど、物議を醸す生産慣行に関与していたと伝えられています。
しかし、2007年にコカ・コーラ社は、PETA が共有した書簡の中で、動物実験の実施と資金提供を停止すると発表しました。
さらに、別の方法を使用することを強調した書簡を、パートナーや研究機関に送ると述べ、現在コカ・コーラ社は、動物実験を行っていません。
その他にも、世界で問題となっているプラスチック問題にも、コカ・コーラ社は取り組んでいます。
コカコーラ社のパッケージの90% はリサイクル可能。
ペットボトル、アルミ缶、アルミボトル、ガラス瓶のすべてをリサイクルできるように努力しています。
2025年までにパッケージの100% を世界中でリサイクル可能にし、2030年までにパッケージに、少なくとも50%のリサイクル素材を使用することを、目標に掲げています。
まとめ
世界中で愛されるコカ・コーラ。
日本コカ・コーラ社だけでも国内40のブランド、そして、600以上の製品を展開しています。
コカコーラ社の作る炭酸飲料のほとんどが、ヴィーガン対応とのことです。
しかし、それはあくまでも、広義の意味でのヴィーガンを意味しています。
コカ・コーラ社が使用している甘味料が、体に与える影響について考えると、ヴィーガンフレンドリーとは言い難いものがあります。
しかし、動物実験を中止したり、地球に優しい素材を使用したりエシカルでサステナビリティーな製品に力を入れているのも事実です。
私たちヴィーガンは、私たち一人一人が信じるヴィーガンの定義に沿ったコカコーラ商品を楽しむようにしましょう。
アメリカコカ・コーラ社の公式サイトはこちら。
日本コカ・コーラ社の公式サイトはこちら。
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