【東南アジア編】航空各社のヴィーガン機内食(フィリピン、ブルネイ、ベトナム、インド)
飛行機の国際線で提供される機内食は、事前に申し込むことで特別機内食に変更可能です。そこで、今回はフィリピン、ブルネイ、ベトナム、インドの東南アジア4か国に注目し、航空各社のヴィーガン機内食を紹介します。
3. ベトナム航空
ベトナム航空は、ハノイを拠点として国内外に路線を展開しています。
日本でもベトナム観光の人気が高まっており、ハノイやホーチミンへのフライトにおすすめの航空会社です。
食文化や宗教、個人の食事制限に幅広く対応した特別機内食が充実しています。
ヴィーガンの方なら、以下の4種類から選択できますよ。
添加物や保存料を使用しない野菜・果物を使用しているところも、嬉しいポイントです。
厳格なベジタリアンミール(VGML) | 肉類や鶏肉、魚介類、ラード、ゼラチン、卵、乳製品、蜂蜜といった動物性食品は不使用。 |
ベジタリアンオリエンタルミール(VOML) | 東洋風に味付けされたベジタリアンメニュー。 鶏肉を含む肉類や魚介類、卵、乳製品、根菜または 球根野菜は使用せず。 |
生野菜ミール(RVML) | 添加物や保存料を含まない、生野菜メインのベジタリアンミール。 カフェイン入りの飲料や加工度の高い食材も不使用。 |
フルーツミール(FPML) | 添加物・保存料不使用の果物を中心とするメニュー |
【申込方法】
出発便の24時間前まで 特別機内食申込フォームから申込
4. エア・インディア
エア・インディアはインドの代表的な航空会社で、デリー・ムンバイを本拠地としています。
日本では東京と大阪に就航しており、旅行はもちろんビジネス目的での渡航にも便利です。
ヴィーガンやベジタリアンへの配慮が行き届いた特別機内食を揃えています。
特に、ヴィーガンミールは野菜と果物が中心で、完全菜食主義にきっちり対応していますよ。
ベジタリアンヴィーガンミール(VGML) | 野菜と果物中心のヴィーガン向きメニュー。 肉や鶏肉、魚、卵、乳製品は使用せず、動物性脂肪も含まない。 |
ベジタリアンオリエンタルミール(VOML) | 中華、あるいは東洋風のベジタリアンメニュー。 野菜と果物を使用し、肉や魚、卵、乳製品など動物由来の食材は含まない。 |
ローベジタブルミール(RVML) | 生野菜とサラダ中心のベジタリアンメニュー |
フルーツプラッター(FPML) | 添加物・防腐剤を使っていない、旬のフルーツが味わえるメニュー |
【申込方法】
出発便の24時間前まで 特別機内食申込フォームから申込
まとめ
フィリピン、ブルネイ、ベトナム、インドの航空会社では、機内サービスの一環として、ヴィーガン機内食を選べるようになっています。
ヴィーガンの方にとって、食事面でのきめ細やかなサポートは欠かせないものです。
飛行機で世界中の人々が行き交う時代だからこそ、ヴィーガンへの対応もさらに広がっていくのではないでしょうか。
また、今回取り上げた4か国以外にも、東南アジアの航空各社ではヴィーガン機内食が提供されています。詳しくは、こちらの記事をご覧ください。