スターバックス、ヴィーガンチキンや代替卵を使った新メニューをワシントンで試験的に販売
スターバックスのワシントンDCの店舗でヴィーガンメニューを含む18種類の新メニューが試験的に販売。代替チキンと卵を使ったヴィーガンフードなど、スタバの限定プラントベースメニューをご紹介します。
新しいヴィーガンフードは全米展開されるのか?
スターバックスはアメリカで15,000店舗以上を展開しており、ヴィーガンフードのメニューを追加すれば、植物由来のチキンやヴィーガンエッグが多くの人にとってより身近な存在になるはずです。
では、ワシントンDCでの植物性食品の試験的な販売は、全国展開につながるのでしょうか。
スターバックス広報担当者は、ヴィーガンフード販売の将来的な可能性についてはまだ検討段階として追加の情報は公表していません。
しかし、今回の試験販売で顧客の満足度に良い結果があったことが証明されれば、全米に展開する可能性は極めて高いと考えられます。
フードメニューの今後の展開は不透明なものの、2022年秋はヴィーガンのビバレッジが登場します。
「アップルクリスプ・オートミルク・マキアート」という秋の季節限定ビバレッジを乳製品を使わないことで、ヴィーガン対応のドリンクとしてリニューアル発売しました。
まとめ
世界のスターバックスでは着実にヴィーガン対応のメニューが増えています。
中国の上海の店舗では、ほとんどのドリンクメニューにオーツミルクを使用し、メニューの50%以上が植物性です。また、日本でもプラントベースのドーナツやマフィンなどが発売され、プラスチックストローの削減など、環境保全への取り組みも行われるようになりました。
しかし、アメリカではまだヴィーガンフードが不足しているといった課題があります。
スターバックスでは、2020年1月に設定した、2030年までにリソース・ポジティブ(資源を消費する以上に生み出していく)企業になるというサステナビリティ目標の一環として、よりヴィーガンの選択肢を広げる努力をしています。
これからもスターバックスの新しいヴィーガンメニューの登場、普及に期待が高まります。
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