大企業のサステナブル対応!今話題の企業の驚くべき取り組みをご紹介
サステナブルとは、人間・社会・地球環境の持続可能な発展を促す考え方です。今回は、誰もが知っている大企業に焦点を当て、地球環境や人びとの健康に配慮したサステナブルな取り組み事例を5つご紹介します。
そして近年、さまざまな企業で取り込まれているSDGs(持続可能な開発目標)とは、このサステナブルな社会構築を実現させるために掲げられている国際目標を表します。
世界で深刻化が進む環境問題に対し、私たちができることとしては、SDGsに積極的に取り組む企業の事例を知り、その製品・サービスを消費していくことです。
そこで今回は、誰もが知っている大企業に焦点を当て、地球環境や人びとの健康に配慮したサステナブルな取り組み事例を5つご紹介します。
SDGsについての詳しい記事は、こちらをご参照ください。
1. ファーストリテイリング
日本国内のみならず、世界各国で「ユニクロ」のブランドを展開するファーストリテイリング社。
同社では、地球にも、人類に対しても、やさしい服作りを目指しています。
例えば、ペットポトルを原材料とした服の開発、また回収したダウン商品からダウン素材を取り出し、リサイクルから生まれる新たなダウン商品を開発しています。
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また同社は、不要になった服を自社で回収し、世界の難民など、服を必要とする人びとへ届ける「全商品サイクル活動*」にも長年積極的に取り組んでいます。
*2006年~2021年8月までに累計寄贈数は約4,619万点にのぼる。
ムダな資源を使わず、ゴミの量も削減、環境への負担を減らすサステナブルな取り組みを通じて、ユニクロのブランド価値はより一層高まっていくことが期待できます。
2. キューピー
マヨネーズといえばキューピーマヨネーズを真っ先に思い浮かべる方が多いかと思います。
多くの家庭で重宝されるマヨネーズですが、この原料は卵の卵黄です。
キューピーでは卵黄以外の卵白・卵殻・卵殻膜も有効活用することで、卵という資源を100%活用し廃棄物排出量の削減に努めています。
例えば、卵白は、お菓子の製造に、卵殻はお米を育てる上で重要な肥料に、卵殻膜にいたっては、肌のハリを生成するコラーゲンを増やす働きがあることから、スキンケア用品の材料として使用しています。
キューピーの再資源化の取り組みは、卵のみにとどまらず、野菜などにも対象を広げており、今後も循環型社会の生成に貢献していくことが期待できます。