豆腐の栄養価は超秀逸?驚きのバランスと健康レシピをご紹介
健康に良い栄養が含まれている「豆腐」。欧米をはじめ、世界中で豆腐への関心が高まっています。豆腐の栄養価から健康レシピまで紹介していきます。
私たちが、普段食べている食材にも健康に良い栄養素が含まれています。例えば、和食に欠かせない「豆腐」。幼いころから、食べている方も多いのではないでしょうか。
豆腐は「畑の肉」と言われるほど、タンパク質や脂質などの栄養素を多く含んでいます。ヴィーガンの方やベジタリアンの方をはじめ、健康志向の強い方にぴったりの食材です。
そこで、今回は豆腐の栄養素からお家で作れる健康レシピまで詳しく紹介していきます。
中国発祥の豆腐
中国より伝わったとされている「豆腐」。詳しい年月は、定かではありませんが唐代中期ごろには豆腐の製造が始まっていたそうです。
奈良時代もしくは平安時代に遣唐使の僧侶などによって日本へ伝えられたと言われています。その後、僧侶からはじまり、貴族社会・その後全国各地へ豆腐が広まっていきました。江戸時代には豆腐の本が発売されるほど日本に浸透。現在では食卓に並ぶ定番食材として定着しています。
近年は、日本だけではなく海外でも注目されている「豆腐」。健康志向の需要が高まり、「TOFU」と呼ばれ親しまれています。日本では、冷ややっこをはじめ、お味噌汁や揚げ出し豆腐などに使用されていますが海外では「大豆ミート」のように肉の代わりに食べるケースが多く、水分が少なく固いのが特徴。
大豆ミートに関してはこちらから
ヨーロッパでは、バラエティーに富んだ「フレーバー豆腐」なども販売しています。トマト味やバジル味など日本にはない味がラインナップ。日本への逆輸入もしているので、興味のある方はぜひ食べてみてくださいね。
ヨーロッパ以外でもその土地にあったアレンジをした豆腐が売られています。そのほか、ソテーにしたりデザートにしたり日本とは違う食べ方で豆腐を楽しんでいます。
木綿豆腐と絹ごし豆腐の違い
豆腐の種類は、大きく分けて「木綿豆腐」と「絹ごし豆腐」の2種類。2種類の違いは、製造工程にあります。
木綿豆腐は、豆乳に酸化マグネシウムいわゆる「にがり」や海水に含まれる「塩化カルシウム」などの凝固剤を入れて固めていきます。その後、型に入れ流し重しをのせ上から圧力を加えます。その結果、水分や油分が取り除かれて、木綿豆腐が完成。
一方絹ごし豆腐は、木綿豆腐よりも濃い豆乳と凝固剤を入れます。水分や油分を取り除かないので、水分を含んでいるのが特徴。
このように製造工程の違いで種類が変わります。