ヴィーガン大国イギリスの特徴を徹底解説。日本で買えるものもご紹介。
ヴィーガン発祥の地であるイギリスはヴィーガンの人口が増加しており、食品や生活用品もヴィーガン向けのものが続々登場しています。この記事ではそんなヴィーガン大国イギリスの特徴、ヴィーガンが多い理由、 さらに食や生活用品といったヴィーガンフレンドリーな商品までご紹介していきます。
イギリスはヴィーガン食の選択肢が豊富
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イギリスでは、ヴィーガンの数が増えたことでヴィーガン食品の選択肢が豊富になってきています。
今やスーパーではヴィーガン向けの植物ベースの商品が並んでいるのは当たり前です。
ヴィーガン食品がどのように広がりを見せているか、大手4大スーパーを例に見ていきましょう。
- Tesco
→「WickedKitchen」と「PlantChef」の2つの植物ベースのブランドを展開しています。植物ベースの商品の規模を103%と大幅に拡大しました。
- Sainsbury’s
→ヴィーガン向けの製品を取り扱ってしいます。2つの植物ベースのプライベートブランドを展開しており、4,142ものヴィーガン向け製品を取り扱っています。さらに、植物ベースの製品の売上が前年比で65%も増加しました。
- Asda
→高い人気を誇る「Plant-Based」という自社ブランドを展開しています。イギリスのスーパーマーケットとして初めて肉屋のカウンターを試し、植物ベースの肉製品を提供しました。
- Morrisons
→「V Taste」というプライベートブランドを展開し、植物ベースの商品の規模を60%以上増やしました。
出典:(Vegan Food UK「The Top 6 UK Supermarkets For Vegan Food」)、(The Vegan Society「Business and food sales」)
また、2021年1月にデリバリーサービス「Deliveroo」がヴィーガン料理の注文が163%増加したことを報告しました。
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Deliverooアプリ上のヴィーガンレストランの数は前年の2倍以上に増え、デリバリーでのヴィーガン料理の選択肢が増えていることがわかりました。
イギリスのヴィーガンフードの市場は右肩上がりに成長しています。
気軽にヴィーガンフードを試すことができる環境が整っているからこそ、イギリスではヴィーガンに関心を持つ人や、ヴィーガンになる人が増えているのかもしれません。
生活用品もヴィーガン製品が充実
イギリスでは食品以外に生活用品もヴィーガン製品が充実しています。
クリーニング用品や、美容品、衣類まで生活に必要なものまでヴィーガンの方でも安心して使えるものが増えています。
以下、いくつかのヴィーガンの生活用品ブランドを紹介していきます。
Astonish
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Astonishは100%ヴィーガンの家庭用洗剤メーカーです。
キッチン用洗剤、トイレ用洗剤、洗濯用洗剤、消毒液剤など幅広い商品を展開しており、手頃な価格で購入することができます。
日本からでもAmazonで購入可能です。
LUSH
日本でも有名な老舗ブランドのLUSHは100%ベジタリアン対応、商品の9割がヴィーガン対応です。
スキンケアやヘアケア用品だけではなく、コスメやパフュームなどバラエティに富んだ商品を販売しています。
LUSHの商品はこちらから(Amazon)。
まとめ
以上、イギリスのヴィーガン事情について解説してきました。
イギリスでは、ヴィーガンの数が年々増えており、それに伴い食や生活に関するヴィーガンビジネスの市場も成長しています。
ヴィーガンに対する考え方や実践する動機は様々ですが、ヴィーガンフレンドリーな選択肢が増えることによって、今後もイギリスではヴィーガンを実践する人が増えるのではないでしょうか。
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