世界初 ヴィーガン専用の病院が誕生!? その実態を解説

レバノン共和国の首都ベイルートに、世界で初めて、完全ヴィーガン食を提供する「ハイエク病院」が誕生しました。病院の経営者であるジョージ・ハイエクはレバノンのヴィーガン創設者でもあります。「ハイエク病院」の特徴やレバノンの食事事情などについて、みなさんに詳しく解説させていただきます。

中東にある「レバノン共和国」の首都ベイルートにある「ハイエク病院」は、2021年3月に世界初のヴィーガン病院になりました。

動物性食品を一切口にしない、完全菜食主義者のヴィーガンの方たちの病院とは? ハイエク病院ではヴィーガンしか診察してくれないの?など、ヴィーガンやベジタリアンの方はもちろん、そうではない方も気になるニュースかと思います。

今回は、ヴィーガン専用のハイエク病院と、日本国内でのヴィーガン対応可能な病院について、その詳細を解説いたします。

 

世界初 完全ヴィーガンの「ハイエク病院」とは

世界初のヴィーガン病院である「ハイエク病院」は、中東のレバノン共和国にあります。

外務省の基礎データによりますと、レバノン共和国は、岐阜県くらいの大きさの国で、人口は約610万人程度(2018年推定データ)、アジア大陸で最小の主権国家です。

この病院は、レバノンのヴィーガン創設者であり、起業家でもある「ジョージ・ハイエク」によって運営されています。

 

ハイエク病院の特徴

「ハイエク病院」は、もともとハイエクの父の病院で、入院中の患者さんには、いわゆる一般的な病院の食事メニューを提供していました。

しかし、父から病院を受け継いだ後、彼は患者さんの健康を考えた結果、2021年3月から病院で提供する食事を100%植物ベースのヴィーガン食に切り替える決断をしたのです。

 

完全ヴィーガン食に切り替えた理由

自身もヴィーガンを実践しているハイエクは、せっかく病気を治すために手術をした患者さんに対して、「入院中の食事に加工された肉などを提供することは、患者さんにタバコを渡すようなもの」くらい不健康な食事であって、病気を治療中の患者さんに提供する食事ではないと考えました。

実際に、米国心臓協会は「心臓の血管の病の主な原因は、肉の摂食や過食での肥満による代謝障害」との見解を示していますし、世界保健機構(WHO)でも「加工肉を消費することは、発がん性につながる」と定義しています。

詳細は、ハピキヌのこちらの記事もご参考になさってください。

ヴィーガンと健康|WHOも認める赤肉摂取とがんリスクの関係について解説

 

そこでハイエクは、病院に栄養の専門家に来てもらい、2021年3月、ハイエク病院は「患者さんへの食事に、完全ヴィーガン食のみを提供する世界初の病院」となりました。

 

病院内のカフェテリアも人気

ハイエク病院には、患者さんだけではなく、一般の方たちも利用できる「100%ヴィーガンメニュー」を提供するカフェテリアがあります。

カフェテリアのメニューは、もちろん全て植物由来のヴィーガン対応ですが、パスタやハンバーガー、ピザなどのメニューも豊富にあります。

ハイエク病院のカフェテリアは現在、食事を目当てに一般の方たちが訪れる、美味しくて人気の食事スポットになっています。

 

中東レバノンの宗教と食事事情

ハイエク病院の所在地でもあるレバノンの人口610万人のうち、約30%にあたる180万人余りの人々が、東方典礼カトリック教会または正教会に属していますが、宗教上「斎戒」という食事制限期間があります。

主に修道院を対象として、年に4回、さらに1 日間(毎週水曜日、毎週金曜日)が斎戒期間になっています。

この斎戒期間中は「肉・魚・卵・乳製品、アルコール類、オリーブ油」を極力摂取しないように努めますが、厳格な信者以外は、比較的寛容に実施されることの多い食事制限です。

 

このような背景もあってか、レバノンでは昔から、ヴィーガンやベジタリアン向けの料理メニューが豊富にあったようです。

 

レバノンの代表的なベジタリアン料理とは

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レバノン料理は、豆腐などの豆類・果物・野菜にオリーブオイルを使い、栄養価が高くてヘルシーなのが特徴です。

近年は、ダイエット食や健康食として、ヘルシー志向の方や、欧米の方たちにも注目されています。

ひよこ豆やそら豆を使った「ファラーフェル」というコロッケや、「フムス」とよばれる、ひよこ豆を使ったサラダは、国内外でも広く知られています。

 

ヴィーガンやベジタリアン食に対応している日本の病院

では日本国内では、どれくらいの数の病院がヴィーガンやベジタリアンの食事に対応してくれるのでしょうか?

ベジタリアンやヴィーガンの方が入院することになった場合、個別に対応してくれる病院もあるようですので、まずは病院の医師や看護師さんを通じて、栄養士さんに相談されてみてください。

現在、ヴィーガンやベジタリアン食に対応している国内の病院を2ヶ所、ご紹介させていただきます。

 

東京衛生病院

東京都杉並区にある「東京衛生病院」は、アメリカのキリスト教・プロテスタントの教会が母体となっている病院です。

1929年に設立されて以来、病院での食事は全て「肉や魚を使わない卵と乳菜食」を基本としていて、要望があれば「ヴィーガン食」にも対応してくれるようです。

さらに、病院の売店では大豆ミートなどのヴィーガン食品や健康食品も多数取り扱われています。

 

神戸アドベンチスト病院

プロテスタント教会の一派、アドベンチスト教会を母体とした神戸アドベンチスト病院では、医食同源の考えのもと、創立当初より病院での患者さんの食事に「穀菜食」を取り入れ、回復食として提供しています。

また、院内には一般の方も利用可能な菜食レストランもあり、穀物・野菜・果物・大豆を中心とした、健康的な食事をとることができますし、日曜日も診療が行われているようです。

 

まとめ

2021年3月、病院での回復食として100%ヴィーガン食を提供する病院が、中東の国レバノン共和国に誕生しました。

もともと普通の食事を提供していたハイエク病院では、回復食を完全ビーガンメニューに切り替えることに対し、一部のスタッフからは反対の声もあったようです。

しかし、実際にヴィーガンメニューに切り替わった後、食事が美味しくてダイエットや健康にも良いことが分かり、周囲の人々も納得してくれているようです。

 

ハイエクは、病気を治療した患者さんに健康を維持して欲しい、そのためには、野菜を中心とした健康的な食生活を送ることが大切であると考えています。

ヴィーガンやベジタリアン料理に興味がある方は、ハッピーキヌアストアで購入可能な「ソイミート」なども、ぜひ一度お試しくださいませ。

併せてハピキヌのこちらの記事も、ぜひご参考になさってください。

【医師監修】お肉を食べないことは健康上本当に問題ないのか?

【医師監修】ヴィーガンでも美肌を維持するには?!おすすめの食生活

 

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