マクロビって何?|ヴィーガン・ベジタリアンとの違いも解説
マクロビに関して、その意味や歴史、実践法を徹底解説。ヴィーガン・ベジタリアンとの違いも詳しくご紹介します。
また、ヴィーガン・ベジタリアンとの違いなど、分からないことも多いと思います。
そこで今回は、マクロビに関して詳しく解説し、ヴィーガン・ベジタリアンとの違いも分かりやすくご紹介します。
マクロビって何?
まず、「マクロビ」と聞いて、海外から入ってきた食事法なのでは?と思われる方も多いようですが、実は、日本で生まれたものです。
このマクロビの正式名「マクロビオティック」は、以下のように3つに分けたワードから作られた造語です。
- 「マクロ」:大きい・長いという意味
- 「ビオ」:生命のこと(生物学=バイオロジーのバイオと同じ語源)
- 「ティック」:術・学を表わす
以上の3つを合わせ、「長く思いっきり生きるための理論と方法」となり、そのためには「大きな視野で生命を見ること」が必要となります。
(出典:macrobioticweb「マクロビオティックとは?」)
マクロビは、食事法と捉えている人が多いと思いますが、食だけに限らず、自然との調和を大切にし、生きていく気力を高めるという考えもあります。
マクロビの歴史
マクロビオティックは、桜沢 如一(さくらざわ、ゆきかず)により提唱された、日本生まれの食事法です。
海外ではジョージ・オーサワの愛称で知られており、マクロビオティックを日本のみでなく、北米や中南米、欧州、インド、アフリカ、ベトナムに広め、世界をまたにかけて活躍されました。
参考までに、1945年創業、自然食品ブランド「オーサワ」の社名は、桜沢如一の海外での愛称、「ジョージ・オーサワ」の名を受け継がれているようです。
「自然食品ブランド「オーサワ」」に関する記事も参考にしてください。
幼少時代は貧困や病気に苦しまれたようですが、その後、石塚左玄の食養(玄米菜食)によって健康を回復されました。
そして、この玄米の栄養を活かした食養法と中国の易の陰陽論、そして現代科学とを結びつけ、その思想と実践方法の普及に努められました。
それでは、具体的な実践方法について、次にご紹介します。