【健康面で多くのメリット】プラントベース対応のドッグフードが世界的に急成長
愛犬には出来るだけ長生きしてほしいと考える飼い主から、着々とペットフードの見直しを始めています。今後急成長が予想されるヴィーガンペットフードについてご紹介します。
目次
ヴィーガンペットフードに切り替えるメリットとは?
先のイギリスでの研究結果でも出たとおり、犬にとってプラントベースダイエットが良いということが証明されました。
でも、プラントベースフードのメリットはそれだけではありません。具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
環境面:よりクリーンな製造工程
従来の動物由来の素材を使ったペットフードを作るためには、牛や豚、鳥などを飼育する必要があり、多くの土地や水を使用していました。環境負荷がかかっているということです。
また、畜産に伴う二酸化炭素排出量も従来の原料を使っていると、減らすことが難しいという現状がありました。
動物性原料を使わないヴィーガンペットフードを作ることは、環境負荷を減らすことに繋がります。
倫理面:クルエルティフリーな原材料
言わずもがなですが、動物由来の原料を使ってペットフードを作るということは、動物の命を頂くことに繋がっています。
ヴィーガンペットフードに切り替えることで、動物殺戮を避けることができます。
ペットとして動物を家族に迎え入れているからこそ、動物を愛する気持ちから、出来る限りクルエルティフリーな取り組みがしたいと考える人は増えています。
健康面:犬にとって優しい
今回のウィンチェスター大学の研究結果からも、加工された肉や魚を使ったペットフードは、プラントベース食に比べて犬の健康状態に悪影響を及ぼすということが分かりました。
ヴィーガンペットフードを取り入れることで、環境や動物だけでなく、愛犬の体にとっても優しいとあれば、切り替えを検討しないワケにはいきません。
まとめ:犬の食生活にまで広がるヴィーガントレンド!
犬というとアグレッシブに骨付き肉に食らいついているようなイメージがあります。
でも、最近発表されたイギリスの大学の研究結果によると、犬にとって加工食品である動物性由来の成分を使ったペットフードよりも、プラントベース食の方が体に良いということが分かりました。
ここ数年、オムニ社をはじめとするヴィーガンペットフードを製造するスタートアップ企業は増えてきています。
環境のためにも、そして動物を愛するからこそ、ヴィーガンペットフードに切り替えていきたいと考える飼い主も増えています。
日本ではまだあまり聞きなれない「ヴィーガンペットフード」ですが、ここから急速に増えていくことは間違いありません。