テスラがヴィーガン仕様の車をリリース!テスラがエシカルな理由も紹介
テスラがヴィーガン仕様の車をリリース!100%動物性レザーフリーとなった話題の「モデル3」の詳細や、テスラがエシカルな理由について徹底解説します。
テスラがエシカルな理由とは?
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テスラと言えば、エシカルなイメージをお持ちの方もいらっしゃると思います。
まず、エシカルについて、簡単にご説明します。
この「エシカル」 を直訳すると「倫理的な」という意味です。
一般的に、「倫理的な」こととは、法的な縛りはなくても、多くの人達が正しいと思っていることで、私達人間が本来持つ良心から発生した社会的規範となります。
近年良く耳にするようになった「エシカル」とは、上記の一般的な意味合いを根底に置き、地球環境や人、社会などに配慮した考え方のことを言います。
詳しくは、エシカルに関する記事も参考にしてください。
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それでは、何故テスラがエシカルなのか、その理由の一例をご紹介します。
その理由を知るには、テスラという企業について知っておく必要もあるため、まず簡単にご紹介します。
テスラの企業情報として、以下のような紹介があります。
「電気自動車は ガソリン車よりも優れていて、速く、楽しく、運転に妥協する必要がないことを証明したい — そう願った数名のエンジニアにより、2003年、Teslaは創業されました。
その後、Teslaは100%電気自動車だけでなく、限りなく拡張可能な、クリーンエネルギーを発蓄電する製品をも製造する会社となり、世界の化石燃料への依存に終止符を打ち、ゼロエミッション社会への移行を加速することで、より良い未来を実現したいと考えています。」
(引用元:tesla「企業情報」)
Tesla=電気自動車会社のイメージがありますが、それだけに留まることなく、「クリーンエネルギーを発蓄電する製品をも製造する会社となることも目指している」ことが、お分かり頂けたと思います。
また、その目標の一環として、既に以下のようなことも行っています。
「完全に持続可能なエネルギー エコシステムの構築を目指し、Teslaでは一般住宅、商用施設、そして電力会社における再生可能エネルギーの生産、蓄電、消費を可能にする、Powerwall、PowerpackそしてSolar Roofを開発してユニークなエネルギー ソリューションを提供します。
完全にギガファクトリー1は、Teslaの電気自動車とエネルギー製品群の核となるバッテリーセルのコストを大幅に削減する目的で建てられました。
セルを自社生産することで、Teslaでは製品の生産目標に必要な量のバッテリーを製造できるだけでなく、数千人規模の雇用を生み出します。」
(引用元:tesla「企業情報」)
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参考として、Powerwallなど、聞き慣れない用語の詳細は、以下の通りです。
- Powerwall:太陽光発電による電力や系統電力を蓄電し、停電時にも家全体へ電気を供給できシステム。
- Powerpack:効率と長寿命のためにデザインされた最先端のバッテリーシステム。
- Solar Roof:太陽光を電力に変換するシステム。
Solar Roofにより日中に集められたエネルギーは、Powerwallホームバッテリーにいつでも利用できるように蓄えられ、ご自宅がまるで自分だけの電力会社のようになる。
- ギガファクトリー1:テスラのミッションは、より低価格の電気自動車とエネルギー関連製品を通して、世界の持続可能エネルギーへのシフトを加速することです。
年間500,000台の生産体制を築くためには、テスラだけで現在全世界で生産されているリチウムイオン電池のすべてを必要とします。
その必要性に迫られて生まれたのがテスラ ギガファクトリーです。
予測される電気自動車需要の増加に応じてバッテリーを供給することができます。(引用元:テスラ 「ギガファクトリー」)
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以上のように、
- 持続可能なエネルギーエコシステムの提供
- ヴィーガン仕様の車の販売
など、テスラは、地球環境や人、社会などに配慮した、エシカルな企業であることがお分かり頂けたと思います。
まとめ
インターネットやSNSの普及により、消費者による意思が集約され、社会や企業、産業などに対し、かつてないほどの大きな影響力を持つようになってきています。
その中でも、エシカル消費の動きは、その根本に、社会や環境の改善を考えた純粋な意思があり、それが発信力や影響力を高めてきていると考えらえます。
これからの時代の企業活動を考えた時、こうした環境変化に伴うリスクとチャンスを正確に認識し事業を進めていかなくては、企業としての成長は厳しいことになるのではないでしょうか。
そういった意味で、今回ご紹介したテスラは、時代に即した成長を続けているように感じました。