ヴィーガンの動きが拡大!アメリカのおすすめヴィーガン商品8選
日本からも購入可能、アメリカのおすすめヴィーガン商品を厳選してご紹介!ヴィーガンファッションやコスメについてもご紹介します。エシカルファッションブランドから、気になる商品を見つけてみませんか。
8. Herbivore Botanicals 【コスメ】
View this post on Instagram
「Herbivore Botanicals」は、シアトル発のスキンケアブランドです。
100%天然由来成分にこだわり、全ての製品作りの過程で動物実験は行わず、製品は全てヴィーガンです。
近年話題の CBD 系のアイテムも揃っています。
View this post on Instagram
商品の購入はこちらから(Herbivore Botanicalsの日本公式サイト)
今回ご紹介したブランドが取り扱う商品の中には、「ヴィーガン商品でないもの」もありますので、事前に確認するようにしてください。
アメリカでのヴィーガンの動き
インタラクティブマップを使用して、ヴィーガンに関する調査を実施した「IpsosRetail Performance」は、プラントベースのヴィーガンが、アメリカ全土に広がっていることを明らかにしました。
研究調査期間の15年間に、プラントベースの食事を実施した人数は、15年前のわずか29万人から、今日では970万人以上に増加したことが分かりました。
「インタラクティブマップ」とは、地図上で任意のオブジェクトを位置に紐づけたスポットピンで表現し、特定のピンを動かしたり、ズームしたり、自由にアニメーションさせたりといったコントロールが可能なマップサービスです。
2004年から2019年のデータによる調査結果は、以下のように示されています。
- 最もヴィーガンの多い州は、オレゴン州であり、15年のうち12年間で最高の検索値を達成しており、続いて、バーモント州・ワシントン州・カリフォルニア州となります。
- ヴィーガンに最も消極的な州は、ミシシッピ州であり、サウスダコタ州、アラバマ州、ノースダコタ州がそれに続きます。
- 政治的傾向は、各州のヴィーガンの割合と相関関係があり、上位10のヴィーガン州は主に民主党の有権者であり、最下位の10のヴィーガン州は主に共和党です。
ヴィーガンへの最大の変化が見られる州として、ネバダ州(ヴィーガン検索で38ポイント増加)と、ニューハンプシャー(ヴィーガン検索で31ポイント減少)があります。
調査の対象期間を通じて、北東海岸と西海岸の両州は、ヴィーガニズムに最も早く関心を示し、2013年には、さらに多くの州がそれに続き、有名人による注目度の高い認知度と、店舗やレストランでの肉代替製品の入手可能性の増加により、関心が大幅に高まりました。
Ipsos Retail Performanceのグローバルビジネス開発マネージャーである、Kelly Fairchildは、以下のようにコメントしています。
「プラントベースの食事は、急速に主流になりつつありますが、それは着実なものではありませんでした。
近年、ヴィーガン食や、より多くの肉代替製品が急速に開発され、市場に出回っています。
ヴィーガニズムへの関心が、動物愛護のひとつということから、環境問題と個人の健康に関する幅広い懸念に移行するにつれて、かつては少数派だったプラントベースの食事をする人が、ますます増えています。」
(出典:Vegan News「New Study Reveals 9.6 Million Americans Are Vegan Now, A 300% Increase!」)
近年は、特に地球の温暖化が大きな問題となっており、それに伴う活動も世界各国で増えています。
また、アメリカでは、肥満や糖尿病(2型糖尿病)人口が増加しており、これらの問題と動物性食品の摂取が、深く関係している可能性から、ヴィーガンやベジタリアンへ移行する方が、多くなっている要因でもあるようです。
まとめ
今回ご紹介したブランドは、動物愛護・環境保護を重視した企業で作られており、エシカル消費にも配慮されています。
アメリカと言えば、ビヨンドミートなど、代替肉を開発する企業は多数存在しますが、その他、ファッションやコスメ業界へのヴィーガン商品の進出も拡大しており、今後の展開が楽しみです。
ビヨンドミートに関する詳しい記事も参考にしてください。
【ヴィーガン対応】話題の植物性代替肉、4選徹底比較(ビヨンドミート、ネクストミーツ)
今回ご紹介した商品から、気になるブランド・商品が見つかれば幸いです。