【インド】お寺に備えられた花をヴィーガンレザーにアップサイクル!「Fleather」が廃棄花と女性の自立に変革を起こす
インドで、神にお供えする花をヴィーガンレザーにアップサイクル。それが女性の自立にも繋がるといいます。いったいどのようなヴィーガンレザーなのでしょうか。
ハッピーキヌア編集部
2023年01月14日
強い反発も多かった
しかし、この画期的なアイデアと取り組みは、順風満帆というわけではありませんでした。
「神殿の」廃棄物をリサイクルする、ということは、理解がされにくく、苦心したそうです。
しかし、花を供えるという、宗教的行為を無駄にしないことは、冒涜ではなく、宗教的貢献でもあります。
花の神聖さを、より尊重した行動でもあります。
加えて、聖地であるガンジス川を、聖地たらしめる活動にもつながることを、訴え続けました。
そして、国の寺院の、廃棄物を管理するアイデアを売り込み、廃棄花を回収することにこぎつけたのです。
随所で取り組みを評価される
2015年以降、お香作りから始まった、フール社の取り組み。
フレザーの、製品化に向けて、さらにギアを上げて取り組んでいます。
その、新しい取り組みについて、フール社は、世界のさまざまな団体から、評価されています。
同社ホームページでは、受賞した団体を紹介しています。
今もなお、インドだけでなく、東南アジアの信仰に厚い国々、また、環境問題に熱心に取り組む国や団体から、熱い視線を送られています。
参考記事:THE EARTHSHOT PRIZE