菜食はストレス軽減につながるとの調査結果発表!その内容を解説
フルーツや野菜メインの食生活と、ストレスレベルは密接に繋がっているという、調査発表の内容について解説します。
目次
食べるものが幸福度にも影響するという実感
意識的にヴィーガン・ベジタリアン食を摂るようにしている方の中にも、始めてからハッピー感が高まったという人は多いのではないでしょうか。
その気持ちは、どのようなところから来るのか考えてみましょう。
フルーツや野菜が体にもたらす良い影響
ヴィーガン・ベジタリアン食を取り入れながら、満足のいく食事量にするためには、以前肉や魚が占めていた分を、野菜や豆、フルーツなどで補うことになります。
それによって、おのずと一日当たりの野菜・フルーツ摂取量は上がり、健康的な体を維持するために必要なミネラルやビタミンが摂取できるようになります。
またフルーツや野菜をの量が増えることで、肥満をはじめとする生活習慣病のリスクが下がります。
消化しにくい動物性の食品を食べるよりも、菜食の方が消化に良いということもあり、ダイエット効果や、美容効果が高まるとも言われています。
フルーツや野菜のパワーで食卓がカラフルに
ヴィーガン・ベジタリアン食は、あまり知らない人からすると「精進料理」のようなものがイメージされ、「質素」というイメージが強いかもしれませんが、実はそんなことはありません。
むしろ肉・魚の方が色合いが茶色くなりがちで、工夫のこらしたヴィーガン・ベジタリアンご飯の方がカラフルということも多いです!
カラフルな食卓を意識することで、毎日の食事の時間が楽しいものになります。なんとなくテレビを見ながら食事をとっているなんてことはありませんか?
リラックスした食事の時間を楽しむことは、しっかりと咀嚼し消化を促すだけでなく、心の安定にもつながります。
仕事や友人関係などの悩みから一度離れて、食べているものを向き合うようにしてみてください。
健康や環境に良いことをしているという心の満足感
フルーツや野菜をメインとする食生活をすることで、体がすっきりとしたり、健康的になるのは言わずもがなですが、実は心にも良い影響を及ぼしてくれることをご存じでしょうか。
「ただなんとなく食事をとっている」のではなく「自分で選んでフルーツや野菜の多い食生活をしている」「自分からヴィーガン・ベジタリアン食を選んでいる」というのは大きな自信になります。
そして、なんとなく流されるのではなく、何事も自分で決めているという感覚は、自己肯定感に繋がります。
実際にアメリカでの調査によると「完全菜食主義者「ヴィーガン」の食生活を実践している人々は、肉を食べている人々よりも平均して幸福度が高い」という報告まで上がっています。
米国での調査結果については、こちらの記事をご覧ください!
まとめ:野菜と果物のパワーでストレスフルな生活を卒業!
「なんとなく心がザワザワしているな」「ここのところあんまり明るい気分になれなくて…」という方は、もしかしてフルーツや野菜のパワーが足りないのかもしれません。
今回オーストラリアで実施された調査によると「年齢を問わず、1日470gのフルーツや野菜を食べている人は、ストレスレベルが低い」ということがわかりました。
毎日の食事の中に、意識的にフルーツや野菜を増やすことから始めてみると、少しだけ気持ちが晴れてくるかもしれません。あまり気負う必要はなく、小さなことからまずは始めてみることをオススメします。
- 食後のデザートをビスケットからフルーツにしてみる
- サイドメニューとしてサラダを追加してみる
- 時にはヴィーガン・ベジタリアンレシピに挑戦!
出来る範囲で少しずつフルーツや野菜の多い食生活を改善していきましょう。
気がついた頃には心と体が軽くなって、ストレスの多い生活を抜け出せているかもしれません。