【アメリカ情報】ケンタッキーからヴィーガンチキン発売
米KFCが植物由来のフライドチキンを発売。おなじみのケンタッキーの味がするのかどうかなど、様々な疑問点を解説。他ファストフードで食べられるヴィーガンメニューの最新情報も併せてご紹介。
その他の植物性代替肉を使ったファストフード
欧米では、他にもいくつかの大手ファストフード店が植物性代替肉を使ったメニューを取り入れ始めていて、注目を集めています。
メキシコ料理チェーンの「デル・タコ」では、ビヨンド・ミートを使った「ビヨンド・タコ」を販売して、売上を伸ばしました。
They say 2 is better than 1! When it comes to #BeyondTacos, made with @BeyondMeat on #MeatlessMonday, we have to agree. 🌮🌮 Buy 1 Beyond Taco or Beyond Avocado Taco, Get 1 FREE in the Del Taco App. 📸: @veggiegirleatsworld pic.twitter.com/4vg4mSNRvU
— Del Taco Restaurants (@DelTaco) August 12, 2019
その他、ハンバーガーチェーンでは、既に植物性代替肉のメニューを提供しているところもあります。
バーガーキングでは、代替肉のハンバーガー「インポッシブル・ワッパー」の販売を全米で開始しています。
また、マクドナルドは、一部でヴィーガンハンバーガー(McVegan)を販売しており、スウェーデンやフィンランドなどでは、既に定番となっているそうです。
日本のヴィーガンミート動向
日本でも、同じように植物性代替肉のメニュー開発が進められています。
2020年5月21日、モスバーガーは「グリーンバーガー」の販売を始めました。モスのグリーンバーガーは動物性の食材を使わないだけではなく、五葷(ごくん)と呼ばれる5種類の野菜(ニンニク、ニラ、ラッキョウ、ネギ、タマネギ)も使っていません。
「オリエンタルヴィーガン」と呼ばれる人は、これらの匂いが強く精力がつく植物も避けているためです。これは、アジアの企業らしい配慮とも言えるでしょう。
モスバーガーの「グリーンバーガー」については、こちらの記事もご覧ください!
また、オランダ発のベジタリアン向け食品販売会社、ベジタリアンブッチャージャパンは、2020年9月2日より、「ゴーストレストラン/The Vegetarian Butcher Delivery池袋店」をオープンしました。
(引用元:PR TIMES|日本初!プラントベースドミート専門の「ゴーストレストラン」が9月2日OPEN!メインのハンバーガーは植物性由来のプラントベースドミート!?)
ゴーストレストランとは、ニューヨーク発祥のビジネスモデルで、間借りしたキッチンで調理を行い、UberEatsなどのデリバリーサービスを通して注文を受け、配達するという仕組みです。
現在は、池袋、新宿、中野など都内12箇所に拠点があり、3㎞範囲内で配達してくれます。サービスが利用可能なエリアについては、下記のリンクからご確認ください。
The Vegetarian Butcher Delivery
まとめ
今回ご紹介したように、国内外の大手ファストフードチェーンなどでは、ヴィーガンやベジタリアン、フレキシタリアンのための植物性代替肉メニューの開発を進めています。
健康のため、環境のため、動物愛護のため、とヴィーガンになりたいと思う理由はさまざまですが、いきなりヴィーガンのライフスタイルに切り替えるというのは難しいものです。
まずは食生活を変える一歩目として、気軽に食べられる「ヴィーガンミート」のフライドチキンやハンバーガーを試してみてはいかがでしょう?