話題のMCTオイルとは?ダイエットや健康のためにおすすめな万能オイルをご紹介
今、ケトジェニックダイエットを行っている人や世界中から注目されている、MCTオイル。一体どんな特徴があり、どのように活用すればいいのか?そんな疑問をお持ちの方のために、MCTオイルの詳細をまとめました。ぜひ参考にしてください。
皆さんは、巷で話題の「MCTオイル」をご存じでしょうか?
MCTオイルは今、健康や美容を気にする方の間で話題になっている、万能オイルのことです。
ダイエットをしたいけど、具体的にどこをどう気をつければいいのか、分からない。
健康のために、食べるものに気を遣いたい。
ダイエットや健康のために、まずは油に気を付けてみたいけど、なにを使えばいいの?
上記のような疑問やお悩みを抱えている方に、MCTオイルをオススメします。
MTCオイルが気になっている方や、初めて聞いたという方は、この記事を参考にしてみてください。
MTCオイルとは?
MCTとは「Medium Chain Triglyceride(ミディアム チェーン トリグリセリド)」の頭文字をとった略称です。
一体、なんのことを指しているの?と混乱してしまうかもしれませんが、MCTとは日本語に訳すと「中鎖脂肪酸」のことです。
なんとなく、どこかで聞いたことがある単語ですよね。
中鎖脂肪酸とは?
中鎖脂肪酸とは、ココナッツやパームフルーツといった、ヤシ科の植物の種子の中心部分や、母乳や牛乳に含まれている天然成分のことです。
中鎖脂肪酸は、大豆油や菜種油に含まれている長鎖脂肪酸よりも消化・分解が早く、短い時間でエネルギーになってくれるのが大きな特徴です。
また、長鎖脂肪酸と違い、脂肪として体内に蓄積しないことから、ダイエットにも有効であると話題になっています。
短い時間でエネルギーになってくれる特性を生かして、スポーツではエネルギー補給に、医療現場では生活習慣病の予防といった、多くの状況下で使用されてきました。
MCTオイルや中鎖脂肪酸は、こうして例を見て見ると、私たちの生活に身近に存在しているオイルなのです。
MCTオイルと他のオイルの違いとは?
では、ココナッツオイルやパーム油はMCTオイルと呼ぶのかと言われると、実はそうではありません。
確かにココナッツオイルやパーム油には、中鎖脂肪酸が含まれています。
中鎖脂肪酸が含まれているからといって、MCTオイルに分類されているわけでなく、MCTオイルとは、中鎖脂肪酸のみを取り出して作ったオイルのことを指します。
つまり、ココナッツオイルやパーム油の中に含まれている中鎖脂肪酸以外の成分を取り除いた、純度の高い状態のオイルでないと、MCTオイルとは呼べないのです。
中鎖脂肪酸以外の成分も含まれているオイル=「ココナッツオイル」や「パーム油」といった、オイルの原料となった植物などの名前がつきます。
純度100%の、中鎖脂肪酸のみでできているオイル=MCTオイルとなります。
もちろん、先に挙げたココナッツオイルやパームオイルにも、中鎖脂肪酸が60%程度含まれています。
いきなりオイルをMCTオイルに切り替えるのはハードルが高いと感じる方は、生活の中で使っているオイルを、少しずつココナッツオイルやパームオイルに代えるという方法もあります。
無理をせず、少しずつMCTオイルを体に馴染ませていき、継続できる方がいいですよね。