オーガニックコットンを使ったおすすめタオル7選|エシカルな暮らしを実践
日常で使う機会も多いタオルだからこそエシカルなものを。ヴィーガン生活で使いたいオーガニックコットンタオルを7選ご紹介します。オーガニックコットンの品質基準や認証機関などについても解説!身近なところからエシカルな生活を実践してみませんか。
多くの肌触りの良いタオルは、コットン(綿)からできています。
しかし、コットンはコットンでも、オーガニックコットンとそうでないものに分類されます。できれば、オーガニックコットン100%がベストですよね。
今回は、エシカルな暮らしを実践するオーガニックコットンタオルについてご紹介します。ご自身が使用されているタオルを見直して、どんなタオルが良いのか一緒に少し考えてみませんか?
オーガニックコットンとは
オーガニックコットンは、無農薬や化学肥料無しで栽培された綿花のことです。
オーガニックコットンと呼ぶには、主に3つの基準があり、条件が満たされて初めて、オーガニックコットンと認定されます。
その基準とは、下記の通りです。
- 3年以上農薬や化学肥料を一切使用しないで育てられた栽培であること。
- 綿花の種子に遺伝子組み換えをしたものを使用していないこと。
- 綿花を育てている農家の安全性や衛生管理が整っていること。
土地の改良には、農薬や化学肥料、除草剤などの化学薬品が大量に使われている場合が多いのですが、それらを全く使わなくなってから3年以上経過した土地で育てなければなりません。
また、綿花を大量生産するために品種改良を重ねている場合がありますが、純粋な綿花の種ではない限りオーガニックコットンとは呼べません。
現在、国際的なオーガニックテキスタイルの認証としてGOTS認証やOCS オーガニック認証(Organic Content Standard)があります。それらは高品質なオーガニックコットンを、スムーズに取引するための基準として設けられました。
その背景には、1990年の生産ピーク時、綿花に使用される殺虫剤は、全農業での使用量の1/4にもなっていました。
これは地球環境だけでなく、そこで働く人々の健康にも大きな負担となりました。
GOTS認証やOCS認証で「オーガニック」を認定されるには、オーガニックコットン認証を受けているコットンを製品の95%以上に使用している必要があります。
オーガニックコットンの認証は、「NOP(ナショナル・オーガニック・プログラム)」、スイスの政府機関による「バイオインスペクタ認証」、「日本オーガニックコットン協会 (JOCA)」、日本オーガニックコットン流通機構の「NOCコットンラベル」などがあります。
他にも、ドイツなど世界17カ国の機関が加盟している国際的な機関「Oeko-Tex(エコテックス)」や、TDA(テキサス州農務局)など、各機関で認定される必要があります。
これらの基準は、定期的に改訂されており、品質を保持するように努めています。
オーガニックコットンを使うとなぜエシカル?
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そもそもエシカルとは、「倫理的な」という意味を持つ形容詞です。
そこから、環境保全や地域・人や社会へ考慮して作られたものを消費することを「エシカル消費」と呼びます。
先程、オーガニックコットンは何かということについて、説明いたしました。
次に、このオーガニックコットンを使うと、なぜエシカルなのかについて説明していきます。