【ヴィーガン対応】話題の植物性代替肉、4選徹底比較(ビヨンドミート、ネクストミーツ)
話題のヴィーガン完全対応の植物性代替肉の魅力を、4選比較して徹底解説。本当に肉のような味がするのか、健康には問題ないのか、様々な疑問を解決する情報をお届けします。
2.インポッシブル・バーガー(インポッシブル・フーズ)
インポッシブル・バーガーは、アメリカ・カリフォルニア州にあるスタンフォード大学の教授が2011年に発足させたスタートアップ企業「インポッシブル・フーズ(Impossible Foods)」社が開発した植物性代替肉です。
インポッシブル・フーズ社は、畜産が地球環境に与える影響を問題視し、それを解決するための手段として、植物性代替肉を開発しました。
日頃お肉を消費しているだけでは気付きづらいですが、畜産は想像以上に大量の水や、二酸化炭素を排出しており、環境へ与えるダメージが非常に大きいのです。
そのため、畜産により生産される肉を完全に置き換えることができれば、地球環境負荷をかなり低減することができます。
(出典:田中宏隆ら,「フードテック革命 世界700兆円の新産業 「食」の進化と再定義」, 日経BP社)
インポッシブル・バーガーも、「生肉」の状態で販売されており、焼くなどの調理が必要ですが、動物性肉とほぼ同じ扱いができるので、手軽に楽しむことができます。
また、インポッシブル・バーガーのパティは、大手ファストフードチェーンの「Burger King」でも「Impossible Whopper」として提供されており、より手軽に楽しむことができるようになっています。
ただし、現在はアメリカ国内での限定販売となっており、日本国内では入手することができないため、注意が必要です。
3.オムニポーク(グリーン・マンデー)
オムニポーク(OMNIPORK)は、香港発、2012年創業のスタートアップ企業「グリーン・マンデー(Green Monday)」社が開発した植物性代替肉です。
グリーン・マンデー社は、アジアの豚肉消費量の大きさに着眼し、豚肉の植物性代替肉に特化しています。その代表商品が、オムニポークであり、大豆、エンドウ豆などからつくられており、完全ヴィーガン対応であり、見た目もまさに肉です。
オムニポークの特徴は、栄養価も非常に高いというところです。
通常の豚ひき肉と比べて
- 脂質 96%オフ
- カロリー 70%オフ
- カルシウム 267%アップ
- 鉄分 14%アップ
- コレステロール 0
- 食物繊維 3.2g含有
と、ヴィーガン生活でも、取り入れると嬉しい植物性代替肉となっています。(出典:OMNIPORK)
また、もうひとつの特徴は、豚ひき肉を再現していることから、ヴィーガン餃子などのレシピに応用可能であるということです。
その他、豚ひき肉を使った様々な料理にも応用できるので、レシピを開拓していくのも面白いですね!
なお、オムニポークは、日本国内でも各種通販サイトから簡単に手に入れることができます。