シャンプーやスキンケアの「シリコンフリー」って何がいいの?メリットや注意点を解説
ヴィーガン対応製品でよく見る「シリコンフリー」って、いったい何?シリコンとは何かということから、シリコンフリー製品のメリットや注意しなければならない点など、詳しくご紹介。
目次
シリコンフリーのメリット
1. 頭皮がニュートラルになる
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シリコンフリーのシャンプーは、頭皮にやさしく水分補給を行えるフラットな状態を作れます。
シリコン入りのシャンプーは、コーティング力と強力な撥水性のある状態にします。ネット状(網目状)のようなコーティングは重なることで強く落としづらくなります。
つまり、シリコンで覆われていない頭皮が、最もナチュラルで負担をかけず、保湿しやすい状態になると言われています。
2. 頭皮を健やかに保つことができる
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シリコン配合のシャンプーは使った時に、しっかりすすぎができていないと、頭皮にシリコンの成分が残り、フケや痒みなどが出やすくなる場合があります。
それらが蓄積されると頭皮トラブルを起こすリスクが生じます。ノンシリコンシャンプーであれば、頭皮にシリコンの成分が残ることもないので安心です。
髪の毛や頭皮をできるかぎり健やかに保てる状態を作ります。
*シリコン配合シャンプーはよく毛穴が詰まると言われますが、実は正しく使えば、毛穴に詰まるということはありません。
使い方の中で、古いシリコンをよく洗わず蓄積されることで毛穴が詰まる要素の一つにはなりますが、実際に毛穴を塞ぐ最大の要因は、皮脂や汚れです。
3. 頭皮の汚れをしっかりと落とせる
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ノンシリコンシャンプーは身体への刺激が少なく、頭皮の汚れをしっかり落とすことが出来ます。元々の頭皮の状態を維持して、汚れや皮脂を浮き出します。
泡立ちが今ひとつというときには、あらかじめブラッシングしお湯で予洗いしましょう。シャンプー液は手で泡立ててから髪の毛先に塗布し空気を含ませます。
泡が出ている状態で指の腹で、マッサージするように頭皮を洗っていきましょう。髪同士をこすりあわせ摩擦をさけるのもポイントです。
4. 髪に軽さが生まれる
シリコン配合シャンプーは、コーティング作用のあるシリコンの重みで、髪に負担がかかり、見た目もペタンとしてしまうことがあります。
それに比べてノンシリコンシャンプーの方が、軽くサラサラな感触に洗い上がります。
特に髪が細い人や、スタイリングでボリュームが出ない悩みには、ノンシリコンシャンプーの使用をおすすめします。
ノンシリコンシャンプーはふんわりと軽やかなスタイルを楽しめるメリットがあります。
5. 髪を無駄にコーティングしない
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髪をコーティングしないと、根本から立ち上がりボリュームが出しやすくなり、サラサラした仕上がりになります。
そうした仕上がりは、ヘアアイロンやコテを使わずに、ナチュラルなスタイリングを楽しみたい時に最適です。毛根もベタつきがなくクリアな感触になります。
6. カラーリングやパーマがしっかりとかかる
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シリコンフリーのシャンプーで洗髪していると、髪にコーティングがされていない自然の状態なので、カラーリングやパーマがしっかりかかります。
それはパーマやカラーリングが長持ちすることに繋がります。
シリコンで髪がコーティングされていると、薬剤が入りにくい点やカールやカラーが落ちやすい場合もあります。
カラーやパーマの薬剤は、何もついていない「素髪」のほうが浸透しやすく、ヘアサロンでは施術の前にシャンプーをするのは、コーティングを落とすためでもあります。
7. 美容成分が浸透しやすくなる
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シリコンは皮膜性で、美容成分の浸透を妨げる要素があります。ノンシリコン化粧水や美容液は、肌の内部までの浸透力を高めます。
スキンケアでもノンシリコンが最も肌に優しくナチュラルな状態を維持します。
シリコンの特徴として揮発性も揚げられ、シリコンを使う事で肌の水分が蒸発し、乾燥肌になりやすい場合もあります。