【東南アジア編】航空各社のヴィーガン機内食(インドネシア、タイ、香港、マカオ)
人気の観光地として、注目を集めるインドネシア・タイ・香港・マカオ。各国のヴィーガン機内食の種類や申込方法について、詳しくご紹介します。
長旅となる国際線のフライトでは、機内食が提供されるのもお馴染みの光景ではないでしょうか。
実は、航空各社では、宗教や健康上の理由に配慮して特別機内食のサービスを実施しているんです。
この記事では、日本からも行きやすい東南アジア諸国に注目し、ヴィーガン対応の機内食について解説します。
東南アジアのヴィーガン事情
タイやベトナム、シンガポールといった東南アジア諸国は、近年開発が進められ、急速に経済発展を遂げています。
また、インドネシアのバリ島のように、リゾート地として有名なスポットも多いです。
さらに、飛行機を利用すれば数時間で到着できるため、日本でも人気を集めています。
そんな東南アジアのヴィーガン事情は、一体どうなっているのでしょうか?
例えば、タイでは仏教が厚く信仰され、「殺生をしない」という教えに基づいて、ベジタリアンやヴィーガンの考えも浸透しているそうです。
同じく仏教徒の多いベトナムでも、ヴィーガン文化が広まりつつあります。
また、多民族国家であるシンガポールには、食のニーズに柔軟に応えるべく、ヴィーガン向きのレストランが充実していますよ。
プラントベースフードの研究開発が盛んなところも、大きな特徴です。
東南アジアは、ヴィーガンの方にもおすすめの旅行先候補ではないでしょうか。
東南アジアのヴィーガン情報については、下記の記事も参考にしてみてください。
東南アジアのヴィーガン対応まとめ(タイ、シンガポール、ベトナム)
【東南アジア】タイのヴィーガン事情を徹底解説!オムニミートなどの製造が盛ん
【東南アジア】クリーンミートから代替肉コースまで!シンガポールのヴィーガン事情を解説
【東南アジア編】航空各社のヴィーガン機内食4選
ここからは、インドネシア・タイ・香港・マカオの4か国から、航空会社のヴィーガン機内食を取り上げます。
1. ガルーダ・インドネシア航空
ガルーダ・インドネシア航空は、日本とインドネシアを結ぶ代表的な航空会社です。
首都・ジャカルタやバリ島への直行便も就航しており、ビジネスから観光まで幅広い目的に対応しています。
ヴィーガン向けとされる特別機内食は、3種類です。
洋風のラクトオボベジタリアンミールと、中華風のオリエンタルベジタリアンミールは卵・乳製品を含むので、注意してください。
- ビーガンベジタリアンミール
- 生野菜ミール
- フルーツプレートミール
【申込方法】
出発便の24時間前まで
2. タイ国際航空
タイ国際航空は、アジアを始めとして欧米や中東にも路線を広げて運行しています。
また、2020年には日本就航60周年を迎えており、繋がりの深い航空会社といえるでしょう。
質の高いサービスは国際的に評価されており、特別機内食の用意も万全です。
宗教上の理由や健康状態、食事の嗜好に配慮したメニューから、安心して好みの機内食を選べますよ。
ベジタリアンミール(VGML) | 肉類や魚介類、卵・乳製品も一切使用しないヴィーガン対応メニュー |
ベジタリアンミール(RVML) | 生野菜やフルーツ中心のベジタリアンメニュー |
フルーツプレート(FPML) | 新鮮なフルーツまたはドライフルーツのみを使用するメニュー |
【申込方法】
出発便の48時間前までに日本地区コールセンター(連絡先はこちら)か24時間予約センター(電話番号:66-2356-1111)まで連絡。
もしくは、予約内容確認・事前リクエストページから予約