たばこは植物だからヴィーガン?気になる答えとオーガニックたばこについて徹底解説

たばこは植物だからヴィーガン?気になる答えとオーガニックたばこについて徹底解説

たばこや葉巻、たばこベイパー(加熱式たばこ、電子たばこ)など、たばこ製品全般について、ヴィーガンであるかを見分けるポイントをご紹介します。

ハッピーキヌア編集部
2022年10月14日
たばこは植物だからヴィーガン?気になる答えとオーガニックたばこについて徹底解説

ヴィーガンのたばこが販売されている可能性はある

これまで見てきた2つのポイントのうち、動物性の添加物が含まれていない点については、「オーガニックの原料で作られている製品」と言い換えることもできるでしょう。

実際に、オーガニックのたばこは、世界で製造・販売されており、市場規模も年々大きくなっています。

 

日本においても、国産や外国産を含めた数種類のオーガニックたばこが販売されており、数は少ないですが、一つのカテゴリーを確立しています。

 

一方、もう一つのポイントである動物実験の有無については明らかになっていないことも多く、見分けるのは困難です。

そのため、ヴィーガンのたばこは存在している可能性はありますが、はっきりそれと分かるようにはなっていません。

 

ヴィーガンのたばこが欲しいと思ったら、メーカーのサイトを見たり、直接問い合わせたりするなどの対応が必要になるでしょう。

 

オーガニックたばこについて

 

添加物が含まれていないオーガニックたばこには、紙で巻く紙巻きたばこや、葉と紙を別に購入して手で巻くタイプ、葉巻など、さまざまなタイプに対応した製品が販売されています。

商品に「オーガニック」「100%天然」などと表記されていることも多いので、判別は難しくありません。

 

ただし、オーガニックと言っても、他のたばこと同じようにニコチンが含まれており、燃やせばタールも発生するため、体に有害であることに変わりはありません。

オーガニックたばこは、あくまでも「天然の材料で作られたたばこ」という意味であり、天然だから体に良いという訳ではないので注意しましょう。

  

葉巻やたばこベイパーはヴィーガン?

最後に、葉巻やたばこベイパーについてご紹介します。

たばこには、巻き紙で巻く「紙巻たばこ」(シガレット)のほかに、「葉巻」(シガー)、「たばこベイパー」(加熱式たばこ、電子たばこ)などの種類があります。これらはヴィーガンなのでしょうか。

 

葉巻

たばこの葉をたばこの葉で巻いて作られるのが葉巻です。

葉巻にも、オーガニックとそれ以外のカテゴリーが存在するので、動物性の添加物の入っていない製品を選べば、ヴィーガンである可能性はあります。

 

しかし、動物実験の有無については確認が必要です。

 

たばこベイパー

たばこベイパーとは、たばこの葉を加熱する「加熱式たばこ」と、液体(リキッド)を電気加熱する「電子たばこ」があり、いずれも熱により発生した蒸気を吸うたばこを言います。

たばこの葉や液体に動物性の添加物が含まれているか、また動物実験の有無は、葉巻と同様、個別に確認が必要です。

 

まとめ:たばこがヴィーガンであるかを見分ける情報は少ない

たばこは、植物のタバコの葉から作られていますが、動物性の添加物が入ったり、動物実験を行ったりしていれば、ヴィーガンではありません。

一方、オーガニックたばこは天然の原料のみで作られているので、ヴィーガンである可能性はあります。

 

ただし、動物実験の有無について分かる情報が少ないため、ヴィーガンであるかを判断するのは簡単ではありません。

個別にメーカーサイトなどで確認するか、もしくは問い合わせをするのも一つの方法でしょう。

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