豆腐がジャンクフードに⁉ヘルシーなだけじゃない豆腐の魅力とヴィーガンレシピ
今まさに国内外から注目を集めている、「豆腐」の魅力と、物足りないイメージを払拭するヴィーガンジャンクのレシピをご紹介します。
古来より日本人の生活に寄り添ってきた豆腐が、今、ヴィーガンフードとして脚光を浴びています。
健康食品や日本食、植物性ブームによって、近年アメリカ、フランスなど海外でもTOFUの名称で大人気の豆腐。
どこかヘルシーすぎて味気ないイメージが残る豆腐ですが、実は調理次第でヘルシーからジャンクまでどんなものでも作れるのはご存じでしょうか?
この記事では、豆腐の魅力や、おかずからスイーツまで豆腐を使った様々なヴィーガンレシピをご紹介します。
豆腐の歴史は、ハッピーキヌアヴィーガンメディアのこちらの記事も参考にしてください。
豆腐の魅力
まずは、なぜ今豆腐が注目されているのか、豆腐の魅力について5点ご紹介します。
1. 高たんぱくで低カロリー
豆腐にも様々な種類があります。その中でも代表的なものをまとめました。
100gあたり |
木綿豆腐 |
絹豆腐 |
焼き豆腐 |
生揚げ |
|
牛肉 |
たんぱく質(g) |
6.6 |
4.9 |
7.8 |
10.7 |
|
17 |
カロリー(kcal) |
72 |
56 |
88 |
150 |
|
298 |
お肉と比べても、豆腐製品はどれも低カロリーなのにたんぱく質を豊富に含んでいることがわかります。
2. 栄養豊富
豆腐には、
- 血圧、コレステロールを下げ、動脈硬化予防に効果がある たんぱく質リノール酸
- 記憶力を高め、脳の活性化やボケ防止に効果がある レシチン・コリン
- 成人病や老化防止、便通をよくする効果がある サポニン
- 骨粗しょう症やがんの予防、更年期障がい緩和に効果がある、女性ホルモンに似た イソフラボン
などが含まれており、健康的な食品として非常に優れているのです。
3. 手ごろな値段で親しみやすい
豆腐は常日頃からスーパーマーケットやコンビニエンスストア、デパートメントストアでも購入することができます。
いずれも価格は一丁(300g)100円以下から販売されている店舗が多く、大変親しみやすい存在となっています。
また、日本ではお味噌汁の具材、冷ややっこなどのおかずとして食卓にあがることが多いため、幼いころからなじみ深い方も多いはずです。
4. サステナブル , エシカル
豆腐の原料である大豆は、肉と比べて肥料や水の消費、温室効果ガス(CO₂)の排出量が少ないサステナブルな食品です。
出典:不二製油
さらに、動物愛護の観点からも、大豆から作られる豆腐は動物を傷つける必要がないエシカルな食品であるといえます。
5. 汎用性が高い
豆腐、と聞いたらまず思い浮かべるのは冷ややっこや湯豆腐ではないでしょうか。
実は、豆腐は主食からおかず、さらにはスイーツまでつくることができる、超万能な食材なのです。
例えば、
- 木綿豆腐をフライパンでパラパラになるまで炒めたら、低糖質、高たんぱくのお米のような主食に。また、醤油で下味をつけたらヴィーガンミンチとして使うこともできます。
- 凍らせて解凍し、水気を絞ると鶏肉そっくりの繊維質に。手作りの大豆ミートとして使うことができます。
- ミキサーにかけると、低脂質とは思えないほど濃厚なクリームに。塩、胡椒で味をつけて、簡単にできるホワイトソースの完成です。メープルシロップやきび砂糖で甘みをつけたら、まるで生クリームのようなリッチな味わいに。フルーツやスイーツに添えれば一気に高級感があがります。
油脂類を使わずに作れるので、胃もたれが起きにくいのも嬉しいポイントです。
このように、豆腐は様々な料理やスイーツに使うことができるのです。