現地スタッフがご紹介! 気軽に試せる◎ アメリカのサステナブルな取り組み7選
コロナ禍でのライフスタイルの変化と共に、地球・人・動物に優しい生き方に注目が集まっています。そんな中、アメリカではどのようなサステナビリティが取り入れられているのでしょうか? 7つのサステイナビリティinアメリカをご紹介します。
ヴィーガンメニュー
4つめに紹介するのは、アメリカにはビーガン料理が多いことです。
さまざまな人種や宗教を信じる人がアメリカに多く住んでいることから、ほとんどのお店で、動物性の食材を使わずに、植物由来のお料理を選ぶことができます。
動物性のお料理を少しづつ減らすことは、家畜の飼育量が減り、飼育時に放出される二酸化炭素を減らすことにつながります。
これらの家畜の環境への影響の観点から、自らのフットプリントを減らすこととなり、サステイナビリティに結びつきます。
こちらの畜産業と地球温暖化についての記事もご参照ください。
ヴィーガンと環境問題|畜産業が地球温暖化に与える影響はどれくらい?
スクーター
5つ目のサスティナビリティinアメリカは電動スクーター。
これはLAに行った時に気づいたのですが、街の至る所に電動スクーターがあり、アプリをダウンロードすると誰でも使えて、好きな所で乗り降りができます。
アメリカは広く移動するのにウーバー(Uber)は欠かせない手段の一つだと思いますが、スクーターだと、車の二酸化炭素排出を防げて、かつ街の風景の変化なども楽しむことができます。
実際に私がLAで使った、おすすめのスクーターアプリはライム(Lime)です。
ライムは、スクーターシェア率ナンバーワンを誇るスクーターアプリで、最初のロック解除代1ドル以降は、1分15セントで使えるレンタルスクーターとなっています。
ライム(Lime)の公式サイトはこちらから。
ファーマーズマーケット
こちらもLAでの経験ですが、土日になるとファーマーズマーケットが開催されます。
マーケットでは新鮮なお野菜や果物を使ったジュースや、オーガニック食品、ハンドメイドのお洋服などが売られています。
新鮮なだけでなく、ファーマーズマーケットなので地産地消となり、サステナブルな街づくりとなっています。
デイライトセイビングタイム(Daylight Saving Time)
最後に紹介するのは、デイライトセイビングタイムです。
デイライトセイビングタイムの期間はサマータイムと呼ばれます。
日本にはこの制度はないので、あまりこの言葉に馴染みがない方も多いと思いますが、世界の多くの国では、日照時間が長くなる時期になると時計の針を1時間先に進めると言う時間制度があります。
目的としては、サマータイムの間は太陽が沈むのが1時間遅くなるので、太陽が出ている時間を有効活用することによって電気やエネルギーの消費を抑えよう!と言う理由で行われています。
毎年サマータイムになると混乱する人も多いようですが、国単位で行うことによって、無駄な消費が抑えられるのはとってもいいことですね。
まとめ
今回は、アメリカ在住著者の目線から見た7つのアメリカでのサステイナビリティをご紹介しました。
アメリカはサステナビリティが進んでるというイメージを持った方も多いかもしれませんが、意外と日本でも取り入れられる小さなことを、一人一人が取り組んでいるようにも感じます。
少しのことでもより多くの人が参加し、生活に組み込むことでよりサステナブルな社会を作ることができます。
是非これらの考え方を吸収し、アメリカに行った時には、今回紹介した7つのサステイナビリティを体験してみてはいかがでしょうか?
今日からでもできる、エシカルアクションについての記事も参考にしてみてくださいね。