今ある資源を大切にし、ごみを削減する行動は、地球のためであり巡り巡ってあなたのためになります。
3Rという言葉にあるように、リデュース・リユース・リサイクルは私たちが心地よく生活し続けるためには必要不可欠な考え方になるでしょう。
今回は、地球に優しい取り組みとして、ごみの削減に繋がるエシカルアクションを8選ご紹介します。
誰でも今すぐ取り組めるものばかりなので、参考にしてみてくださいね!
エシカルとは?
エシカルとは、直訳すると「倫理的な」ということ。法律としては確立されていない一見曖昧な表現ではありますが、多くの人たちが正しいと思い行動することによる社会的な模範の意味合いもあります。
つまり、地球の環境保全や人、社会や地域に配慮した考え方や行動を示します。
また、地域の活性化や雇用など、人や地球環境、社会に配慮した消費やサービスをエシカル消費と呼ばれています。
エシカル消費が浸透する前は、日常生活を送る上で洋服や化粧品、食品のパッケージなどさまざまなものが大量生産され、大量消費されてきました。
大量生産は生産単価を安くできますが、環境のためには好ましくありません。
そこで、3R(リデュース、リユース、リサイクル)推進が問われるようになっていきました。
(出典:一般社団法人エシカル協会)
エシカルについての詳しい解説はこちらです
エシカルとは?エシカル消費を実践するポイント5選
リサイクルよりもリデュース!その理由は?
ごみの削減に向け掲げられた「3R」についての詳細は、以下の通りです。
【リデュース(Reduce)】
リデュースとは、ごみ自体の発生を減らすこと。製品を作る際の資源の量を減らしたり、廃棄物の発生を少なくしたり、長く使える製品を作ることで物の寿命を延ばす試みもリデュースに含まれます。
【リユース(Reuse)】
リユースとは、一度使用したものを繰り返し使用すること。
【リサイクル(Recycle)】
リサイクルとは、ごみになったものを再度資源に戻して製品に作り変えること。
3Rの中でも、特に意識すべきことはリデュースです。
リデュースは、病気にたとえると未病の状態です。発症してからでは、治療に時間もお金もかかります。そうならないために未然に防ぐことが大切。
リデュースは、地球環境が悪化しないためにも最優先して取り組むべき課題だといえるでしょう。
動物愛護や環境保全などを意識するヴィーガンだからこそ、エシカルなその取り組みには積極的に加わっていきましょう。
ごみの削減に繋がるエシカルアクション8選
豊かになるにつれ、地球環境がおざなりになっている現状を変えるためには一人一人の意識が大きな意味をなします。温暖化や異常気象、水資源の不足など、大量生産・大量消費がもたらす弊害を改善するためにもエシカルアクションはとても大切なことです。
あなたが何を選び行動するかで地球環境を良くも悪くもします。そこで、ごみの削減に繋がる今すぐできるエシカルアクションをお伝えします。
1. マイバックを使用する
マイバックを使用することもエシカルアクションのひとつです。
令和2年7月1日より、日本全国でプラスチック製袋の有料化がはじまり、マイバックを購入した方も多いのではないでしょうか?
買い物をしても、レジ袋があまってしまった経験のある方も少なくないでしょう。「無料」だからと余ってしまうレジ袋に疑問を持たず、ゴミとして捨てていたこともあるのかもしれません。
ヴィーガンとしての意識の高いあなたは、既に無駄な包装を断りマイバックを使用していることと思いますが、エシカルアクションとして再度気に掛けてみましょう。
今は可愛らしいマイバックやコンパクトに収納できるエコバックも販売されています。買い物を楽しくするアイテムのひとつとして手元に用意してみませんか。
2. 飲み物はマイボトルを使用する
いつも購入しているコーヒーからマイボトルに変えることもエシカルアクションとして有効です。
毎日コンビニのコーヒーを購入しているなら、少し早起きをして自分だけの美味しいコーヒーを丁寧にいれてみませんか。ゴミ削減にもなり、朝から心が豊かになる時間が手に入ります。
合わせて使い捨てストローも使用しなければ、環境資源にも優しいですね。
3. 詰め替え可能な製品を選ぶ
詰め替え可能な製品を選ぶこともエシカルアクションに繋がります。
シャンプーやリンスの容器に詰め替えられるものやお酒のビンを再利用するなど。ゴミを出さない取り組みも大切です。
お酒を購入する際に以前購入したお酒のビンを洗って持参すると、詰め替えてくれるお店もあるようです。ゴミを出さない取り組みは、リサイクルよりも環境に優しい方法ですね。
4. 長く使えるものを大切に扱う
物はどうしても消耗品になりがちです。どんなものでも一生使い続けることは難しいのかもしれません。
しかし、大切に使用してこまめな手入れや修理を行うことで、物の寿命を伸ばすことは可能です。
エシカルアクションのひとつとして、物を長く使えるようメンテナンスをすることも大事ですね。
5. 環境に優しい素材を使用する

環境に優しい素材を使用することはゴミの削減に繋がります。
捨てられてしまうリンゴの皮から作られたヴィーガンシューズも食品ロスの問題にも通ずるエシカルアクションです。
動物愛護にもなるので、ヴィーガンの方には注目のエシカルアクションですよ。
おすすめのヴィーガンシューズはこちらです
リンゴからつくられた!?話題の「Womsh」のヴィーガンシューズを一挙紹介!
さらに、洗濯をする際の洗剤変わりになる「洗濯マグちゃん」もおすすめです。洗剤を買い換える必要がないので、洗剤容器のゴミもでません。
洗濯マグちゃんを入れて洗濯をするだけで、汚れも綺麗に落ちますよ。しかも、使用済みの「洗濯マグちゃん」は植物を元気にしてくれる効果もあるのだとか。
洗濯マグちゃんの詳しい記事はこちらです
【エシカル】洗剤不要の「洗濯マグちゃん」がすごい
6. 食品ロスを削減する
日本では、年間2,550万トンもの食品廃棄物などが出されており、賞味期限切れで捨てられてしまう廃棄食品は612万トンにものぼります。
飢餓で苦しむ人々への食料援助量は年間約390万トンなので、食品ロスの問題は深刻です。
家庭でも取り入れやすい食品ロスの削減は、今すぐにでもできるエシカルアクションです。食品ロスをなくすために、必要な量を必要な分だけ買ったり、賞味期限の近いものから食べる工夫も大切です。
また、地産地消を心掛けることも新鮮な野菜が食べられて配送時の日数短縮にも繋がります。結果として美味しい野菜を無駄にする前に食卓へ登場させることもできますね。
(参考元:消費者庁)
食品ロスについてまとめた記事もありますので、参考にしてくださいね。
食品・フードロスを減らすアクション7選|エシカルな取り組みを実践しよう
7. ペーパーレスを取り入れる
データ化しやすい書類は、紙ではなくデータで保管することもエシカルアクションになります。
ペーパーレス化に踏み切れない原因として、システム障害やITリテラシーの差などがありますが、情報処理が簡単になることや、保管スペースが不要になるなどのメリットもあります。
リモートワークが増えている昨今、データのやり取りは電子情報が基本となってきています。
この機会にペーパーレス化を進めてみませんか?
8. シェアリングサービスを利用する
最近は、所有物を極力減らして生活する「ミニマリスト」と呼ばれる方が増えています。
日常で使用するものを控えるのはもちろんのこと、所有するものを控えてみるのはいかがでしょうか。
今は何でもシェアできる時代です。エシカルアクションのひとつとして、所有から共有の考え方へシフトしてみましょう。使用頻度の少ないものは積極的にシェアする方向でも、意外と問題なく過ごせるものです。
カーシェアリングなども、都内に住んでいれば交通網も発達しているため、車を所有せずに不便なく日常生活を送ることはできるでしょう。
徒歩を基本にすれば運動にもなり、健康的になれそうです。
まとめ
生活の中ですべてをエシカルアクションに切り替えることは難しいのかもしれません。
だからこそ、あなたにできるエシカルアクションを選択することが大切です。
食品ロスの削減やマイバックやマイボトルの持参、ペーパーレス化など。今回ご紹介したエシカルアクションの中から、負担なく継続できるものから始めてみましょう。
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