スターバックスが香港でヴィーガンシーフードを発売!注目の詳細に迫る
スターバックス香港が、代替肉産業大手企業オムニフーズとコラボレーションした新メニュー、植物由来のヴィーガンシーフードを使ってつくられた「クラブケーキサラダ」について、ご紹介させていただきます。
このたび、香港のスターバックスから、ヴィーガンシーフードを使った新メニューが登場しました。
新メニューの「クラブケーキサラダ」は、香港の代替肉産業大手「オムニフード」と提携し、植物由来の原料から作られたカニ肉を、タイ料理風のサラダに仕立てたものです。
スターバックスのようなグローバルコーヒーチェーン店が、ヴィーガンシーフードを取り入れたメニューを提供するのは、今回が初めてです。
スターバックス香港の新メニュー、オムニフードの「オムニカニケーキ」を使ってつくられたクラブケーキサラダの詳細について、皆さんにご説明させていただきます。
オムニフーズとは
今回、スターバックス香港がパートナーシップを結んだのは、健康的な食生活を推進している香港の代替肉企業「Green Monday」のフードテック部門の子会社である「オムニフーズ」です。
2018年4月に発売が開始された「オムニポーク」は、えんどう豆、大豆、米、椎茸などをベースに作られた植物由来の代替肉で、オムニフーズの主力製品です。
また、牛肉よりも豚肉の消費量の方が多いアジア圏では、オムニポークの人気も高く、2020年5月より、日本でも販売が開始されています。
「オムニポーク」のほか、オムニフーズが展開するプラントベース商品には「オムニミート」や「オムニシーフード」、レトルト商品の「オムニイート」などがあります。
スターバックス香港とコラボレーションした今回の新メニューに使われているのは、2021年に香港で発売されたばかりのオムニシーフードラインの「クラブケーキ」です。
えんどう豆、大豆などをベースに植物由来の材料を使って作られたプラントベースのオムニシーフードは、香港で最初にリリースされましたが、今後は世界各国で展開していく予定のようです。
新メニュー「クラブケーキサラダ」とは
タイ料理風のサラダには、レタス、かぼちゃ、ミニトマト、タマネギがトッピングされ、その上にメインとなるオムニフーズの「オムニカニケーキ」が置かれ、容器に入った魚醤ドレッシングが添えられています。
本物の魚介類ではなく、プラントベースのシーフードを使うことで、マイクロプラスチックや水銀で汚染された魚を摂取することにより引き起こされる健康被害から人々を守ることができます。
さらに、海洋汚染や、魚の乱獲などから海の生態系を守ることにもつながっていくことでしょう。
ヴィーガンの方は魚醤ドレッシングにご注意を
ここでひとつ、ヴィーガンの皆さんに注意していただきたいのが「クラブケーキサラダ」はヴィーガンメニューですが、サラダに添えられている魚醤ドレッシングは、ヴィーガンではありません。
魚醤ドレッシングは、文字通り、魚を原材料としてつくられています。
そのため、卵や牛乳、ハチミツなどを含む動物由来の食品を一切摂取しないヴィーガンの方は、魚醤ドレッシングにご注意くださいませ。