ヴィーガンクロマグロがもたらす海のサステイナビリティ

ヴィーガンクロマグロがもたらす海のサステイナビリティ

カリフォルニアの若者3人が、ヴィーガンクロマグロを開発。いったいどんなマグロなのでしょうか?そして、そこから考える、海のサステナビリティとは?

ハッピーキヌア編集部
2022年09月22日
ヴィーガンクロマグロがもたらす海のサステイナビリティ

ヴィーガンクロマグロを開発した会社、Impact Foodとは?

漁獲量の制限、養殖業の発展だけでは、マグロはあっという間に、絶滅の一途をたどってしまいます。

そこで、カリフォルニアのスタートアップ「Impact Food」によって開発されたのが、「ヴィーガンクロマグロ」です。

 

この会社はどんな企業で、また、ヴィーガンクロマグロとは、いったいどういうものでしょうか?

 

Impact Foodとはどんな会社?

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カリフォルニアで創立された、Impact Food(インパクトフード)。

2020年に、カリフォルニア大学バークレー校で開かれたラボで出会い、2021年にスタートアップしました。

当時まだ、写真に写る、創業者である3人のうち2人は、学校に通っていました。

 

パンデミックのなか、試行錯誤を重ね、100%植物性の、ヴィーガンクロマグロを開発しました。

そして、ここをスタートに、さらなるサステナブルな製品開発に取り組むため、エンジェル投資家および、ベンチャーキャピタルから、50万ドルを確保することに成功しました。

 

参考:Veg News

日経クロストレンド

 

出典:Impact Food ホームページ

Impact Food リンクツリー

 

ヴィーガンクロマグロとはどんなマグロ?

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ヴィーガンクロマグロは、何からできているのでしょうか。

ソイミートや、培養肉からインスパイアされたという、ヴィーガンクロマグロ。

食品科学と、栄養学など、最先端の知識と技術を駆使して考案されています。

 

Impact Foodは、作り方に関しての詳細を、公表していません。

しかし、培養肉などの科学的な技術を応用していることは、間違いないと言えます。

 

ヴィーガンクロマグロは、何からできている?

製造方法は企業秘密としても、主となる原材料は、ホームページに記載されています。

 

ヴィーガンクロマグロは、エンドウ豆のたんぱく質、海藻で、そのテクスチャーや形を作り、ビーツの赤い色素で赤身を再現しています。

エンドウ豆のたんぱく質は、植物性のプロテインサプリメントにもなるほど、高栄養で知られています。

 

ヴィーガンクロマグロの栄養価は、本物とどう違う?

クロマグロと、エンドウ豆、ビーツの栄養成分をそれぞれに見てみます。

含有量は、多少の差異はありますが、クロマグロに含まれる栄養素のほとんどを、エンドウ豆とビーツで補えることがわかります。

 

成分表を見て、最も顕著なのが、クロマグロは、高たんぱく、低脂質、低炭水化物であるということです。

 

また、DHAが非常に豊富に含まれています。

 

BCAAと呼ばれる、バリン、ロイシン、イソロイシンというアミノ酸が豊富です。

これは、マグロが回遊魚であり、筋肉を常に使い続けているためです。

 

もちろん、BCAAは、人間の体が、筋肉を使って動いている限り、必要な栄養素です。

しかし、体の中で合成することができないため、食べ物から摂取しなくてはなりません。

 

これらの栄養素を、エンドウ豆、ビーツにどのくらい含まれているか、見てください。

たんぱく質や、BCAAは、マグロとエンドウ豆は、非常に近い量が含まれていますね。

代謝に関わるビタミンである、ビタミンB群も、よく似ています。

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