ヴィーガンやベジタリアンとマクロビの違い、関係は?詳細を徹底解説します
菜食主義のトレンドが着々と広まってきて「ヴィーガン」や「マクロビ」などの単語をメニューに見かけることも増えています。この記事では、ヴィーガンとマクロビの違いや、関係する点をご紹介していきます。
ヴィーガンとマクロビの大きな違いとは
ここまで「ヴィーガン」と「マクロビ」の起源や、大切にするポイントをご紹介してきました。
なんとなく「野菜をたくさん食べる」というイメージが重なる二つのトレンドですが、似ているようで似ていないライフスタイルです。
そもそもの始まりが異なる
- ヴィーガンは「動物を搾取しない」「動物を殺さない」という動物愛護の精神から始まったライフスタイルです。
- マクロビは「より長生きするための食事法」「健康管理の方法」として始まっているライフスタイルです。
こう並べてみると「なぜ、その食事法法を取り入れるのか?」という背景が、まったく異なることが分かります。
結果として「動物性食材を減らし、植物性の食べ物を取り入れる」「よりヘルシーな暮らし」という点は似通っていますが、「なぜ」のところが異なるのです。
ヴィーガンは食事法だけじゃない
マクロビは「長寿のための食事法」ということで、より健康的な食べ方を提唱するライフスタイルです。
それに比べてヴィーガンは生活全体で「愛護の精神」を取り入れるので、食事法だけではありません。
アニマルファーやレザーを使ったファッションは避け、スキンケアなどの生活雑貨においても動物性原料を使わないように意識をします。
ファッションからヴィーガンを取り入れてみようかな、と感じる方は、こちらのサステナブルファッションブランドについての記事を合わせてご覧ください。
まとめ:ヴィーガンとマクロビの違い|各々に合うスタイルを取り入れよう
「ヴィーガン」と「マクロビ」という単語は、レストランなどでよく見かけるようになってきました。
さらに、最近のヴィーガントレンドや、健康意識への高まりを受けて、テレビや雑誌などでの特集も増えています。
そんなトレンドと言える「ヴィーガン」や「マクロビ」ですが、具体的に何が違うの?と改めて考えてみると、そもそもの始まり方が違ったという点が分かります。
結果として、両者ともに健康的な食生活に繋がっていますが、根本的な起点が異なります。
どちらが良い、悪いという話ではありません。自分にとってどちらの理念に共感できるのか、どちらのどの点は生活に取り入れやすいのかなど、考えるキッカケになれば幸いです。